脳血栓症

 脳の動脈に血栓ができることを「脳血栓症」と呼びます。
 血栓は動脈硬化などによって血液がドロドロになった状態の人ができやすいといえます。脂肪分や不純物が血管内にたまって血液がドロドロになると、それらの不純物が徐々に血管内に付着します。そして、最終的には血栓となって血管をふさいでしまうのです。

 脳血栓ができてしまうと、脳梗塞となってしまいます。そうすると、仮に命が助かったとしても脳細胞が壊死することからくる後遺症に悩まされることになってしまうのです。リハビリなどである程度の回復はできたとしても元のような状態になるのは難しいと考えた方がよいでしょう。

 脳血栓には高齢者がなりやすい傾向にはありますが、若くても生活習慣病を発症している人も少なくないことからも分かるように若い人でも注意が必要です。

 脳血栓ができているかどうかをチェックするには、脳ドッグが効果的です。
 一般に、脳血栓には一過性の麻痺症状や片目の視力障害などの前兆があると言われています。しかし、隠れ脳梗塞というものがあるように、本人に自覚症状がないということがあります。

 ただ、検査をして症状が表われてからでは手遅れのこともあるので、まずは脳血栓にならないための予防を徹底して行なうようにしましょう。
 好きなものを食べるというよりも、脳血栓ができやすい食生活は改めて、血液サラサラ効果の高いものや脂質や糖質、塩分の低いものを家族で食べるようにしましょう。

 

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