高血圧性心疾患

 高血圧性心疾患は高血圧が原因で左心室の壁が肥大し、心機能に障害が起こる疾患です。

 左心室は血圧よりも高い圧力を作らないといけないため、通常の血圧が高いと左心室の負担が大きくなります。その結果、壁が厚くなって弾力性が弱くなり、心機能に異常が生じてしまいます。

難治性高血圧とは、塩分制限などの生活習慣の修正を行った上で、適切な薬剤3薬以上の降圧薬を適切な用量で継続投与してもなお、収縮期血圧が140mmHg以上又は拡張期血圧が90mmHg以上のものをいいます。

 

高血圧性心疾患の症状

 高血圧性心疾患は最初は症状がほとんど見られませんが、心疾患が起こると、うっ血性心不全虚血性心疾患の症状があらわれます。

 具体的には息切れ、不整脈、動悸、咳、疲労、脱力感、失神、胸痛 などがあります。

高血圧性心疾患の治療

 血圧を下げて心疾患を治療することが大切です。 まずは食事・運動で生活習慣の改善が指導され、必要に応じて降圧薬の投与や心不全狭心症に対する治療が行われます。

 

 大動脈解離や大動脈瘤を合併した高血圧3級と認定します。なお、症状、具体的な日常生活状況等によっては、さらに上位等級に認定します。

 

障害年金のことは『大分別府障害年金サポートセンター』の 伊﨑社会保険労務士 にお任せください。  こちらへ