心療内科の潮流

 日本の精神科や心療内科は欧米に比べ、抗不安薬や睡眠薬の処方が際立って多い。これらを長期に処方された患者が薬物依存に陥り、薬を減らしたりやめたりする際の離脱症状に苦しむケースが問題になっている。

人間はこの世とあの世を転生輪廻して魂の修行を重ねているという「霊的人生観」がある

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 世界的な心療内科の潮流は、スピリチュアリティ(霊性)を前提として治療するのが常識だとか。日本はなぜ その部分を止めているのでしょう。唯物論的な思い込みがあるからでしょう。宗教やスピリチュアリティに対する偏見が最初にフィルターとしてかかるので、まっさらな目で見れなくなっているのです。

 精神科や心療内科を受診する人は、一般に家族関係が平穏でなかったりすることが多いわけです。子供の頃に親から虐待を受けていたりします。

 では、どうしてそういう親の元に生まれたかについては、唯物論的な考え方では説明がつきません。「なぜか私だけが、こういうひどい環境に投げ出された」という、実存的な考え方ぐらいしかできないと思います。

 精神科や心療内科を受診する人は一般に、家族関係が平穏でなかったりすることが多いわけです。子供の頃に親から虐待を受けていたりします。

 では、どうしてそういう親の元に生まれたかについては、唯物論的な考え方では説明がつきません。「なぜか私だけが、こういうひどい環境に投げ出された」という、実存的な考え方ぐらいしかできないと思います。

 そういう場合に、転生輪廻」の考えを伝えて、「それは、自分が前世で解き終えていない問題を解いて魂を鍛えるために、自分で選んで生まれてきた環境であり、互いに約束して生まれてきた家族関係なんですよ」というところを理解していただきます。

 そうすると、見方がガラッと変わり、それまでの親への恨みつらみが、「実は私の魂を鍛えるために、一つの菩薩行として、そういう役回りをしてくれていたんだ」という感謝に変わります。そのように、患者の心や価値観が変わると、それまでの親子関係がウソのように一気に変わることがよくあります。何年も途絶えていた親子の連絡が始まったりするのです。

「転生輪廻」の思想を心療内科の臨床に生かす

 霊的な真実は、今の科学理論で説明できないだけであり、脳波の測定法や実験法が進化すると、どんどん証明されていくと思います。ですから、唯物論的な人は思い込みであり、「認めたくない」だけなのです。

 幸福の科学大川隆法総裁は、『不成仏の原理』で、「肉体の治療は医者がしてくれますが、死後のことについては医者には分からないのが現状です。治療自体は、たいてい唯物的になされています」と、唯物的医学の限界を指摘している。

 また、霊を認めない精神医学の無力さについても、以下のように説いている。

「霊的なものを見たり聴いたり感じたりすると、現代的には、すぐ病気にされ、精神疾患として、『統合失調症だ』などと言われます。しかし、幻覚や幻聴ではなく、本当に霊が見えている場合や霊の声が聞こえている場合があるのです。ところが、『それを治す方法がなく、家族が迷惑するので、隔離している』というケースも多く、この場合には、本人をなかなか救い切れない面があるのではないかと思います」

「スピリチュアル・ヒーリング」

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