心気症

 心気症は、自分が重病であると感じてしまい、身体的な機能に問題が無くても自分が病気だという気持ちが無くならない症状です。

心気症 詳しく

 精神的な病気のひとつで、このような方は霊的な世界から影響を受けている事が多い。いわゆる悪霊になりますが、あの世にも心配性の霊人がいるので憑依されている可能性が高いと思います。憑依現象は波長同通の法則で起きますから、あなたと悪霊の波長が似ているために呼び込んでしまったのです。これを解決するのは自分の心を変えるしかありません。自分の心を振り返り、なぜそのような気持ちになったのか考えてみましょう。かならず、自分に都合の悪いマイナス想念があるはずです。自分の心の中を点検してみましょう。そして、このささいな事でもよいので気がついた事はノートに書きだしましょう。自分は何を困っているのか、何を悩んでいるのか書き出しましょう。100個書くつもりで書き出します。なかなか、100個も書く事は難しく、多くても10個位でしょう。それを眺めて、自分の努力でどうにかなる事と、自分がどう頑張っても、どうしようもない問題に分けます。 どうしようもない事を考えても仕方がないので、棚上げしましょう。「保留」でも「後で」でもよいので、ヒマな時に考えようと決めましょう。そして、自分がどうにかできる事。それをひとつずつ片づけていくようにしましょう。そして、あまり焦らない事です。これは霊的な問題と自分の問題が呼び込んでいる症状です。そう簡単に解決できるとは思わず、やがて時間が解決するという事も意識しておきましょう。さらに、最悪の状況を受け入れて下さい。明るい事を考えようとしても考えられない状態です。だから、最悪の事を受け入れると決意する事です。たかが病気だと考えて、最悪でもこの肉体生命が終わるだけだと思う事です。病気で最悪なのは命を失う事です。しかし、スピリリュアルを理解していれば、病気で命を奪われても命はあるのです。魂は永遠の生命ですから無くなる事はありません。ただ、自分のすみかが3次元の地上世界から、高次元のあの世になるだけです。最悪は命を失う事ですから、それ以外の家族トラブルや失業などはたいした事が無いでしょう。 人間というのは、生かされているのです。自分で生きていると思うのは傲慢な考え方だと思います。病気の方が長生きし、健康な方がポックリと逝く事があります。人間の寿命は自分で決められないのですから、神様にゆだねてしまいましょう。「自分がまだ地上で使命があるなら生かしておくだろう。もう地上でやる事がないのなら、神様が命を消してしまうだろう。だから自分で考えても仕方がない。できる事はひとつずつやっていくけど、途中で命が尽きてもそれは神様の御意志だ」そう考えて過ごしましょう。 そう考えて最悪を受け入れると、幸福の種を見つける事ができます。瞑想で自分が亡くなる事を想像してみましょう。少なくともそれ以下の状況にはならないのですから問題ありません。命が無くなっても仕方がないと考えていれば、今日、ご飯が食べられ、息を吸う事ができるのは幸せに違いないのです。どうか最悪の状況を想定して、今度は少なくともマシな状況を書き出してみましょう。なかなか良い事を思えないのですから、ノートに書きだす事をお勧めします。本当にささいな事でいいので、寝る前に今日の良かった事を書き出しましょう。どうか「良い事を探す」という習慣をつけましょう。考えているだけだと弱いので、毎日書く事が大事になると思います。 少なくとも、今日も1日、命があったわけです。

 人生は1日1日の積み重ねですから、有難い事に違いありません。健康でバリバリ仕事ができる時はこのようなな事を考えません。ある意味、幸福になるためのワンステップを頂いたと考える事もできます。この病気をご縁として、さらに自分の心を探求して幸福になりましょう。この世で与えられる事にはすべて意味があります。病気を与えられたのは、幸福になるための処方箋なのです。 命を覚悟した人間に怖い物なんてありません。

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