依存症

 依存症は精神的な病です。心の問題なのです。しかし、現代医学では心が分かっていません。ですから、医者に行っても治らないと言う事になるでしょう。  

霊障者をつくる深酒や薬物

 幸福の科学大川隆法総裁は、書籍『真実の霊能者』で、「地獄霊から身を護る5つの方法」のひとつとして、「『規則正しく自己管理する』努力」をあげている。その中で、コカインなどの薬物を、理性が麻痺し、悪霊がかかりやすくなる状態をつくるとしている。

「悪霊に取り憑かれた状態になると、生活が不規則になって乱れてきます。『不規則な生活に引っ張り込んでいく』のが彼らの特徴なのです。つまり、人間社会で理性が目覚めているときには動きにくい傾向があるのでしょう。それで、憑かれた人も、理性が麻痺した状態が好きになっていくのです。

例えば、半日も一日もお酒を飲み続けてグデングデンになり、この世の時計の針が分からなくなるところまで行くような生活を常時続けていたら、もはや、守護霊のコントロールの及ぶところではなくなると思います。あるいは、コカインなどの麻薬もそうでしょう。そういうもので自己陶酔させると、霊がかかりやすくなるのです。」

 深酒や薬物などで酩酊状態になると、霊能者と近い状態になるということである。これが、「作品作りのために薬物が必要」という考え方を生み出しているのかもしれない。しかし、この状態は霊能者というより霊障者に近い。

 そもそも「悪霊」の憑依は、自分の心がマイナスの思いで満たされていると、それに「同通」した悪霊を呼び寄せてしまう。そして、自らの心を変えない限り、悪霊と同通し続け、ついには肉体を乗っ取られてしまうこともある。

 薬物依存から抜け出すのは難しいと言われるが、規則正しく自己管理を行い、謙虚に心を見つめ直し、強い精神力を養えば、いつか薬物と手を切ることができるはずです。

 

治療で大事な事は原因を解決する事です。体の病気もそうですが、依存症も心を治療する必要があります。しかし、あなたの心が悪わけではありません。人は必ず心に傷をもっていますので依存症の方だけが特別では無いのです。この場合、心が悪いのではなく、自分の気がつかない「感情」が行動を起こさせているのです。これはアルコール依存症もドラック依存症も同じです。また、過食症や拒食症という摂食障害も同じ問題を抱えています。最近では買い物依存症もありますし、異常な性行為、DV、盗癖など犯罪になってしまう物も多いです。これらの原因は、自分の醜い所、弱い所、卑怯な所等を見たくない逃避行動です。卑怯という言葉になっているように、何かに怯えて(おびえて)いるために、無意識のうちに何かに依存しているのです。何に怯えているかというと、それほどたいした事がないので、かえって分からないのです。

 現代社会の場合はほとんど人間関係です。父、母、妻、夫、子供、上司、同僚、部下など日頃顔を合わせている人の問題です。これは依存症とまで行かなくても、近い状態になっている方はとても多いのではないかと思います。たとえばお酒を飲むのが止められない夫が、 お酒を飲む本当の理由は「奥さんのいる家に帰りたくない」という事も多いようです。家に早く帰ると奥さんがしゃべります。「稼ぎが悪い」「家事の手伝いをしない」「子供の面倒をみない」「何もしてくれない」・・・ このようなな言葉で夫を傷つけます。場合によっては言葉だけでは無い事もあるでしょう。仕事で上司に命令され、部下に突き上げられ、お客に怒られ、満員電車で帰ってくると妻の苦情が待っている。これでは帰りたくないのは当然です。しかし、「妻が怖くて帰れない」なんて口が裂けても言えません。それで自分の感情を押し殺して、深夜までお酒を飲んで帰って来るのです。特にお酒は理性がマヒするので、まともな話が出来ずに、奥さんと話をしないのに好都合なのでしょう。依存症の方は、それだけ心の傷が深いと言えます。そして、この問題の核心は子供の頃にさかのぼる事が多いのです。自分が幼いころの家庭環境にこそ、「心の傷」の原型があるのです。幼い時の心の傷は通常は封印してあります。だから自分では分からないし、思いだしても気づかないでしょう。しかし、今の人間関係で当時の古傷に近い状況が現れると、どうしようもない感情が押し寄せてきて、逃避か依存しないと耐えられなくなります。逃避しても依存しても、自分がなぜそんな事をしているのか理由が分かりません。それは幼いころのトラウマは封印されていて分からないからです。そして心の法則として、「心の中に封印したもの」は現実を引き寄せます。心の中に見たくない傷と感情が封印されているのですが、それと同じ家庭環境を自分で引き寄せて作ってしまうという怖さがあります。 病気や依存症などは遺伝するとも言われますが、これは肉体的に遺伝したのではなく、「感情が遺伝」してしまうのです。人間は感情という面では50歳になっても60歳になっても親の影響下にあります。ご両親が亡くなっていたとしても、幼いころの感情のまま行動パターンが出来ています。依存症と言うのはその結果です。ですので、依存症を治療するには自分の心に潜む感情を見つけないといけません。怖い、悲しい、寂しい、辛い、悔しい、このような感情があなたの幼少時にあったのだと思います。依存症になる方は、おそらく「親に拒絶された」「親に見捨てられた」経験があると思います。現実的に親が見捨てたわけではありません。そうではなく「親が自分を見捨てたように感じた」だけです。子供の感性は豊かですから、ほんのちょっとしたことでそのように感じて傷ついてしまうのです。たとえば、自分の下に赤ちゃんが生まれたりすると、母親が取られたように感じて傷つくと言う事も多いようです。人間は愛を求めます。愛されていないと感じると、幼い心は傷だらけなのです。依存症を改善するには、自分の過去の想いと行いを点検する事です。特に幼少時の自分と両親の関係を思い出して点検する必要があると思います。これはなかなか難しいですが、そこから逃げていては、やはり一生治らない事になると思います。しかし、それこそが人生の目的なのです。

 与えられた環境のなかで、どれだけ自分を知る事ができるか? それは生きる目的そのものです。そしてそれを解決すると、あなたの魂は大きく成長できるのです。これは人生の問題集なのです。ぜひ、逃げずに立ち向かってください。やり方については方法論が確立されているわけではないので、自分で関連書を参考に実践される事をお勧めしたいと思います。

 

「自制心」を持ち心をコントロールすること

 大川隆法総裁は、書籍『自制心』で、自制心は「自分が進むべき道を目標どおり進んでいくために必要なものでもある」として、以下のように述べている。

「酒に呑まれても自制心を失います。また、麻薬や覚醒剤の類に手を出して人生を駄目にしてしまう人もいれば、博打や享楽的な趣味に手を出して駄目になってしまう人もいます」

「”転落の種”はいくらでもあって、宗教的には、そういうものがたくさん言われてはいるのですが、根本的には、『少し道を外れても、すぐに戻る力を持っているかどうか』ということが、長い間、成功を続けていける道なのではないかと思うのです」

 総裁は、本書のまえがきで「自制心も、戦後日本で失われた徳目の一つである」と記している。確かに現代で「自分を律する」と言えば、笑われてしまうかもしれない。しかし、薬物などが「よくない」と分かっていても止められないのは、動物的な本能が抑えられていないといえる。

 心をコントロールする力は、人間だけに与えられた高度なものだ。そして自制心は、勇気や忍耐力、発想などのプラスの心と結びつき、大きな目標を達成するエネルギーとなる。

 「自制心」を子供のころから身に着けられるような家庭や学校での教育が、依存症を防ぐ。そして、「自制心」は何歳からでも身に着けられる。そのためにも、善悪の判断ができ、心を揺らさないよう、神仏に対する正しい信仰心を持つことが不可欠です。

 

 大川隆法総裁は、『自制心』で、自制心は「自分が進むべき道を目標どおり進んでいくために必要なものでもある」として、以下のように述べている。

「酒に呑まれても自制心を失います。また、麻薬や覚醒剤の類に手を出して人生を駄目にしてしまう人もいれば、博打や享楽的な趣味に手を出して駄目になってしまう人もいます」

「”転落の種”はいくらでもあって、宗教的には、そういうものがたくさん言われてはいるのですが、根本的には、『少し道を外れても、すぐに戻る力を持っているかどうか』ということが、長い間、成功を続けていける道なのではないかと思うのです」

 総裁は、本書のまえがきで「自制心も、戦後日本で失われた徳目の一つである」と記している。確かに現代で「自分を律する」と言えば、笑われてしまうかもしれない。しかし、薬物などが「よくない」と分かっていても止められないのは、動物的な本能が抑えられていないといえる。

 心をコントロールする力は、人間だけに与えられた高度なものだ。そして自制心は、勇気や忍耐力、発想などのプラスの心と結びつき、大きな目標を達成するエネルギーとなる。

 「自制心」を子供のころから身に着けられるような家庭や学校での教育が、依存症を防ぐ。そして、「自制心」は何歳からでも身に着けられる。そのためにも、善悪の判断ができ、心を揺らさないよう、神仏に対する正しい信仰心を持つことが不可欠でしょう。

 総裁は、『真実の霊能者』で、「地獄霊から身を護る5つの方法」のひとつとして「規則正しく自己管理する努力」をあげている。その中で、コカインなどの薬物を、「理性が麻痺し、悪霊がかかりやすくなる状態をつくる」としている。

「悪霊に取り憑かれた状態になると、生活が不規則になって乱れてきます。『不規則な生活に引っ張り込んでいく』のが彼らの特徴なのです。つまり、人間社会で理性が目覚めているときには動きにくい傾向があるのでしょう。それで、憑かれた人も、理性が麻痺した状態が好きになっていくのです」

「例えば、半日も一日もお酒を飲み続けてグデングデンになり、この世の時計の針が分からなくなるところまで行くような生活を常時続けていたら、もはや、守護霊のコントロールの及ぶところではなくなると思います。あるいは、コカインなどの麻薬もそうでしょう。そういうもので自己陶酔させると、霊がかかりやすくなるのです」

 深酒や薬物などで酩酊状態になると、霊能者と近い状態になるということだ。これが、「作品作りのために薬物が必要」という考え方を生み出しているのかもしれない。しかし、この状態は霊能者というより、悪霊などに取り憑かれた”霊障者”に近い。

 そもそも、「悪霊」の憑依は、自分の心がマイナスの思いで満たされていると、それに「同通」した悪霊を呼び寄せてしまう。そして、自らの心を変えない限り、悪霊と同通し続け、ついには肉体を乗っ取られてしまうこともある。

 薬物依存から抜け出すのは難しいと言われるが、規則正しく自己管理を行い、謙虚に心を見つめ直し、強い精神力を養えば、いつか薬物と手を切ることができるはずです。

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