自己暗示には力がある

 未知の仕事がつらくとも、前の会社でつちかった実力があるならば、マネジメント力や判断力等で、その会社で初めて仕事をする人とは必ず違いが出てくるだろうから、自分に自信を持ち、励まさなければいけない。

 大事なことは、自己暗示には力があることを知り、愚痴を言いすぎず、繰り返し繰り返し、絶対できると自分に暗示をかけることである。

 何歳からでもスタートは可能である

 幸福の科学大川隆法総裁は、『Think Big!』で以下のように説かれておられます。

「これからの時代には、四十代や五十代、あるいは六十代以降でも、新しい語学を身につけたり、別の職業に転身したりする人が多くなることでしょう。最初に勤めた会社を辞めて次の会社へ移ったときには、未知の仕事、経験したことのない仕事があるだろうと思います。正直なところ、誰しも、経験したことのないものは怖いものです。二十代なら、新しいことに取りかかるのは容易ですが、六十代の人にとっては、今さら新しい仕事に取りかかるのは、実につらいことです。しかし、例えば、「前の会社では部長を張っていて、部下を五十人も持っていた」という実力があるならば、別の会社で再スタートしても、しばらくしたら、マネジメント力や判断力、経験、経営能力等において、その会社で初めて仕事をする人とは必ず違いが出てくるだろうと思います。そういう意味では、自分自身に対して自信を持たなければいけません。そして、自分を鼓舞し、励まさなければいけないのです。いちばん大事なことは、「自己暗示には力がある」ということを、よく知っておくことです。前述した「アイム・ファイン」の精神と同じで、繰り返し繰り返し、自分で自分に暗示をかけることが大事です。「私は大丈夫だ。やれる。絶対にできる」というように、何度も何度も思い続けることです。そうすると、本当にできるようになってきます。何歳からでもスタートは可能なのです。そのためには、愚痴を言いすぎないことが大事です。「できない、できない」と、言い訳を周りにあまり口外しすぎると、何もできるようにはならないので、「私はできるのだ」「できるようになろう」と肯定的に考えることです。」

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