世界でも長い「寝たきり期間」

 歳をとれば病気やケガで病院のお世話になることも増えるでしょうが、医療費増大の理由はそれだけではありません。

 日本は、世界トップクラスの平均寿命を誇る一方、介護や生活支援を必要とする「寝たきり期間」も世界トップクラスの国です。

 平均の「寝たきり期間」は、男性は9.1年、女性は12.7年で、アメリカ8年、イギリス7.6年、ノルウェー7.1年と比べると長くなっています。

 日本の平均寿命が世界トップクラスであることはよく知られています。しかし、健康に問題を抱え、介護や生活支援を必要とする「寝たきり期間」が主要国で最も長いことはあまり知られていません。その期間は、男性で約9年、女性で約12年半もあります。(2010年厚生労働省調査)

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