なぜ古代シュメール人たちが高度な文明をもっていたのか?

 「なぜ古代シュメール人たちが、高度な文明をもっていたのか?」については、さまざまな学説があります。

 古代シュメール神話には、「『アヌンナキ』と呼ばれる天空から降り立った神々の集団から高度の知識や技術などを教えてもらった。シュメール人たちは、文明を与えてくれた『アヌンナキ』を神とみなしてみんなで崇めた」と記されています。

 ゼカリア・シッチンという考古学者は、この「シュメールの粘土板」に書かれた文字を解読したところ、「『アヌンナキ』とは、太陽系の第十番惑星である『ニビル星』からやってきて、シュメール人に高度な文明を授けた異星人たちだった。」と言うのです。

 そのシッチンによると、「アヌンナキ」は、「今から5000年前に、ニビル星の軌道が地球に最接近した時に二ビル星人たちが宇宙船に乗って地球にやってきたそうです。

 この時、50人の『アヌンナキ』を率いていたのは、『エンキ』という指導者でした。現在のペルシャ湾に降り立って、イラク南部の海岸に上陸して、ウルクという都市を築きました。この『アヌンナキ』たちが地球にやってきた理由は、母星のニビル星で、文明を維持するためにどうしても金が必要となり、地球に金鉱を求めてやってきた」のだそうです。最初はペルシャ湾の沿岸の海水から金を採取しようとしたけれど、うまくいかなかったので、南アフリカに金鉱を開いてそこで金を採掘してニビル星に持ち帰って行ったのです。しばらくしてこの金の採掘が軌道に乗ったので、ニビル星の王であり『エンキ』の父親であった『アヌ』と異母兄弟の『エンリル』も地球にやってきたというのです。

 「天空神アヌ」は、「ニビル星」の数学や科学技術や建築や法律や文学芸術などの高度な文明を、惜しげもなく人々に教えて、「古代シュメール文明」を築いたのです。そして帰天後は、「シュメールの最高神」となって、ウルクの都市のエアンナ神殿に祀られたのです。

 ところで、古代シュメール人たちに高度な文明を教えたのは、ほんとうに『二ビル星』からやって来た異星人の『アヌンナキ』たちだったのでしょうか?

 太陽系第10惑星ニビルは超楕円軌道で約3,600年かけて太陽の周りを公転しているとされています。  

 ゼカリア・シッチンは、「謎の惑星ニビル」について、「粘土板に描かれている図形からシュメールの天文学は、太陽系には海王星と天王星その他にも第10番目の『ニビル』という惑星があって、かなり高度な文明を持った二ビル星人たちがいて、古代シュメールにやってきたと言っています。

 この「二ビル星」は、まだ発見されていない太陽系の惑星で、未だに発見されてはいないところから、何か発見しづらい光を吸収してしまうような性質を持った惑星なのかもしれません。

 しかし、その「『二ビル星』の存在が事実であるとするならば、『古代シュメール文明』は、『アヌンナキ』という『ニビル星人』や『ディンギル』といった半魚人によって、もたらされたという可能性があります。

 ある「宇宙伝説」によると、「現在地球に住んでいる白色人や黒色人や黄色人などは、さまざまな惑星から来た異星人たちが、地球にある生物と掛け合わせながら、遺伝子操作をして、適応したものを造っていった」と言うのです。また「人類史の文明や価値観の違いは、宇宙から飛来してきた惑星レベルの違いがあるのではないか?」と言う説もあるほどです。

 ところで、幸福の科学大川隆法総裁の書籍『神々が語るレムリアの真実』で「アヌ」と「エンリル」が親子であったことを述べておられます。

「古代シュメールには、エル・カンターレの転生の一つである、「アヌ」という天空神がいたのですけれども、伝説通りエンリルそのものは、そのアヌの息子ですね。確か息子で生まれているはずだと思うのです。だから、アヌとエンリルは親子です。しかし、エンリルは、アヌの息子であるにもかかわらず、天空神のアヌ、すなわち、エル・カンターレに対して、「自分のほうが最高神だ」と言い出したのです。」

 今から数千年前にニビル星に住むレプタリアンが地球に移住してきて文明実験を行ったようなのです。それが『シュメール文明』です。これは、大川隆法総裁が『レプタリアンの逆襲Ⅱ 進化の神の条件』第2章のなかで、元はゼータB星人のレプタリアンが、二ビル星から40~50人の人数で地球に来られたことを述べられております。実際のところ、エンリル が、今から数千年前にニビル星に住むレプタリアンを地球に移住させて文明実験を行うために シュメールの地に降り立って、労働用の地球人(奴隷みたいなもの)を創造して、自分たちのために働かせようとした。エンリルは九次元霊ですから、地球にいて宇宙にまで意識を向けることができる。これらのことは エンリルが仕掛けたように思えてしょうがないのです。

 宇宙と異星人のことを知れば知るほど、これまで人類が常識とされていたことが常識ではなくなり、非常識とされたものが常識となるような人類史に常識の逆転が起きているのです。

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