第1次産業革命~第4次産業革命
これまでも、産業革命が起きて新たな仕事が生まれてきました。
第1次産業革命
18~19世紀 蒸気機関
(起きたこと)
人や馬の労働から機械による動力へ
イギリスで蒸気機関が発明され、それまで馬や人が動かしていた機械を大規模かつ効率的に動かせるようになった。蒸気機関は機織機をはじめとして、蒸気船や機関車など交通インフラにも応用され、産業構造に大きな変化をもたらした。
(減った仕事)
手工業 馬車関係 など
(新たな仕事)
石炭の採掘 蒸気機関を使用した工業 など
(価値〉
力
第2次産業革命
20世紀初頭 電気エネルギー
(起きたこと)
電力の普及で大量生産が可能に
電力が普及した他、石油で動くエンジンの開発、鉄鋼や化学の分野でも技術革新が進んだ。工場の生産能力も飛躍的に向上するとともに、工業の主役がイギリスからアメリカやドイツに移る。飛行機の発明や、映画、ラジオ、蓄音機など娯楽面での発明、印刷技術の高速化で知識の普及も起こった。
(減った仕事)
農作業 蒸気機関を使用した工業 など
(新たな仕事)
工場での分業 情報産業 など
(価値)
情報
第3次産業革命
20世紀後半~現在 コンピューター
(起きたこと)
人が動かす機械からコンピューターが動かす機械へ
コンピューターの発展と普及により、工場の自動化が進み、さらなる大量生産が実現。日本の製造業が急速に競争力をつけた。インターネットの普及も重なり、情報産業の構造も変化しつつある。
(減った仕事)
工場での作業 など
(増えた仕事)
システムエンジニア IT産業 など
(価値)
知識
第4次産業革命
現在~ 人工知能 & IoT
(起きたこと)
コンピューターで動かす機械から自ら考えて動く機械へ?
街や工場などあらゆる場所にセンサーが設置され、そこで得た情報や、消費者から届く情報を人工知能が分析。その結果をもとに商品を製造したり、モノを届けたり、事故を予防する。
より、個人の満足を高める仕事が注目されそうである。
(減る仕事は?)
定型化された仕事
(増える仕事は?)
個人の満足を高めるサービス