ルルドの奇跡

 支援霊団・指導霊団はあらゆることが可能であって、奇跡が必要な人に奇跡が現れてくる。

 奇跡が必要な人とは、仏神の証明役として予定されている人、また、奇跡が起きることで、その後大きな活動が期待できるような人である。

 もっとも、「信ずる者のところに奇跡を起こしたい」とは彼らも考えているので、信仰心は奇跡を起こす原動力になる。

 幸福の科学大川隆法総裁は、『信仰のすすめ』で次のように説かれました。

「ルルドの地に聖母マリアが現れ、その実証の一環として、「病気が治る」という奇跡が起きました。しかし、実は、ルルドの泉自体は、そこで起きる奇跡とは、まったく関係がないのです。泉の水の成分も関係がありません。ずいぶん多くの人が、その地に行っています。しかし、実際に病気の治る確率は百分の一もないでしょう。病気が治った例は、ごくわずかです。いろいろな人がルルドに行きますが、そのなかで、奇跡が必要な人には奇跡が現れてくるわけです。それが天上界の計らいなのです。全員が治るわけではありません。奇跡が必要な人とは、一つには、仏神の証明役として予定されている人です。もう一つには、奇跡が起きることによって、その後、大きな活動が期待できるような人です。この条件を満たす人に奇跡が起きるのです。ノーベル医学・生理学賞を受賞したアレクシス・カレル(1873~1944)は、ルルドの奇跡について書いています。彼がルルドに行くと、重病人が彼の目の前でパッと治ったのです。それは、天上界が、そういうことを彼に書かせたかったからです。彼の目の前で、末期症状の病人が、ほんとうに治ってしまったので、彼は、それについて書き、その話が全世界に広がったのです。このように、その泉にまつわる高級霊たちが、伝道の観点から奇跡現象を起こしているのです。彼らは、奇跡が必要だと思われる人に対して奇跡を起こし、そうでない人には奇跡を起こしません。ほんとうは、支援霊団、指導霊団が本気で「やろう」と思ったならば、あらゆることが可能です。ただ、三次元世界は霊界とは違う世界なので、奇跡は一定の例外としてのみ許されており、それをどういうかたちで起こすかは、ほとんど彼らの判断にかかっているのです。もっとも、信仰心とのかかわりで言えば、「信ずる者のところに奇跡を起こしたい」ということは彼らも考えています。どうしても、そういう面があるので、「信仰心は奇跡を起こす原動力になる」と言えます。」

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