幸福の科学の使命

 幸福の科学大川隆法総裁は、『朝の来ない夜はない』で以下のように説かれました。

「幸福の科学は現実的なものにも対応していきます。旧い宗教は、もう考え方自体が旧くなっているので、新しい時代に対応した考え方も出しながら、これからの未来社会をつくっていくことが、幸福の科学の使命であると思っています。「テロや戦争があるから宗教は嫌なのだ。宗教は嫌いだ」と言う無宗教論者は日本にも多いのですが、宗教の理解が十分ではないから、仏法真理の理解が十分ではないから、争いや戦いが起きているのです。だからこそ、今、そのすべてを説明する宗教が必要であり、そして、それを広げていくことが必要なのです。宗教を毛嫌いし、「争いばかり生むから宗教は嫌いだ」と言う人に対しては、「あなたは宗教を誤解している。キリスト教やイスラム教は、二千年前や千数百年前にできた旧い宗教なので、現代と合わなくなっているのだ。『今、教祖が生きていたら、どう言うか』ということが分からないために、ぶつかっているのだ」ということが言えると思います。そのため、私は、できるだけ、現代の言葉で現代人に分かる話をし、「宗教の普遍的な真理とは何か」ということを伝えているのです。したがって、幸福の科学の持っている使命は、「一人ひとりを幸福にする」という、個人個人の幸福を大事にすることであるとともに、「現時点での世界の人々を、少しでも、仏法真理の力によって明るく照らし、啓蒙して救っていく」という活動をすることでもあります。私は、今、できるかぎり、日本国内も海外も伝道して回っていますし、宗教の枠を超えて、政治や経済、経営の面についても発言をしていますが、その願いは一つです。国内の人々にも世界の人々にも幸福になっていただきたいのです。そして、「未来への指針を遺さなければならない」と強く思っています。真理のための戦いが始まって、すでに二十年余りがたちました。いよいよ、これからが本当の意味での戦いだと思います。幸福の科学は、今まで人々が疑問に思っていたことに答える宗教です。宗教に対する猜疑心や疑念を打ち払って、「これが人類にとって必要なものだ」ということを真に教えるために必要な宗教なのです。幸福の科学の活動は、日本に生まれた宗教ではあっても、日本を超えなくてはなりません。日本という枠を超えて、世界の人々を救うものでなければならないのです。しかしながら、この宗教が日本という国に生まれたこと自体は、一つの大きな意味を持っていると思います。したがって、この国が、あっさりと滅びてしまったり、衰退してしまったりするようでは、やはり困ります。「日本が発展・繁栄し、その発展・繁栄を世界に広げていく」という姿が、正しいあり方であると私は考えています。そうしなければなりません。日本という国は、今、一つの危機のなかを駆け抜けようとしていますが、日本が世界を救いうる力を持つことを、私は強く願っています。」

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