1億5千万年前にエローヒムが説いた民主主義の統治原理

 人類創成の歴史として、幸福の科学でのリーディングでは、約1億5千万年前に地上に生まれた創造主エローヒムが、現代にも通じる民主主義を導入したことが明らかになっている。

 エローヒムは、「一人ひとりが神の子として政治に参加し、国を繁栄に導く」ことの大切さを説いた。その内容は、以下のような言葉だったという。

「仏性において、すなわち、神の子、光の子としての尊さにおいては、地球人種も、宇宙人種も、変わるものではない。平等である。ただ、意見の相違は数多くあるであろうから、その意見を一元的に統一するわけにはいかない。自分の心を澄まし、よく心の内側に穿ち入って考え、自分が『正しい』と思うことを、各自、自由に述べてよろしい。しかし、そのようにして話し合った結果、出た結論については、合意をもって、それを実行していくことをよしとしなさい。また、あなたがた人間には判断がつかないことに関しては、きちんと天上界に祈りて神の声を聴き、それに基づいて大きな判断をしなさい。あなたがたの自治に任された、この世的な事柄については、あなたがたの自由な意見で多数の合意を形成し、それを実行に移していきなさい。それを超えたる大きなものと、人間心では変えることができない、そもそもの仕組みについては、神の心に従いなさい」(『信仰の法』より)

 この統治原理は、欧米で発達した「自由と民主主義」の源流にあたるものと言ってよい。

 中国や日本などを起点とする全体主義化の動きに対し、エローヒムの説いた民主主義の統治原理は、今もって有効である。人類は地球で、この「神の子による民主主義」を完成させなければならない。

 エローヒムは、レプタリアン種のように力にものを言わせて支配するスタイルではなく、「言葉で説得する」ことの大切さを説いていた。

 この点では、古代ギリシャで「神の下の民主主義」を復活させるために言論活動を行った、哲学者ソクラテスの「産婆術」という対話術が参考になる。

 ソクラテスは、ソフィスト(弁論家、教育者)と論戦する際、相手の神性に訴えかけ、心の内の神の子として良心を引き出すことによって、「神の子による民主主義」を蘇らせようとしたのです。

 宇宙の地球以外の星では今でも、もしかしたら民主主義的な政治は少数派かもしれない。だとするならば、エローヒムの教えや、アーレントの「プルラリティ」「自由の創設」の思想、ソクラテスの対話術は、他の星の宇宙人が学びとるべき重要な統治原理ということになる。

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