仏法真理の言葉のなかに新しい発見

 新たな仏法真理の言葉のなかに、常に何らかの新しい発見をしていこうとする、積極的な姿勢を持つこと。

 幸福の科学大川隆法総裁は、『愛の原点』で以下のように説かれました。

「みなさんのなかには、仏法真理の書物が刊行されはじめたときには一冊一冊をとても新鮮に感じていたにもかかわらず、現在はそれが数多く出版されているため、それを三次元的な当たり前のもののように錯覚しはじめている人もいるようです。しかし、そうした人に私はいま改めて言っておきたいのです。「これは一つの大きな奇跡である。いまのこの時代に、これだけ多くの素晴らしい法に触れることができるということは、かつてない奇跡なのである」ということを。その奇跡を、あなたがたが奇跡と感じなくなってきたのならば、それは、あなたがた自身が、「日々、みずからを変革する」という地道な努力を怠っている事実に起因するのではないかと思うのです。新たな仏法真理の言葉のなかに、常に何らかの新しい発見をしていこうとする、積極的な姿勢を持つことです。毎日をただ漫然と過ごすのではなく、常に、日々、新たな発見を積み重ねていこうとすることが大事です。この意味において、仏法真理の書物を読む場合にも、それを単なる読書として安易に読んでいくのではなく、そのなかにおいて光を発している言葉というものを、深く心のなかに記憶し、また、ときにはメモを取り、あるいはノートを取るなどして、一つひとつ丁寧に学んでいくことが大切なのです。人間というものは、真に学ばなければ、それがほんとうの力とはなりません。つまり、孔子の言葉を引用するならば、「温故知新」ということを学習において決して忘れてはならないということです。学習というプロセスのなかにおいて、ときおり復習をなし、数多くの真理知識がはたしてほんとうに自分のものになっているかどうかを、もう一度、確認することが必要です。たとえ、以前に一度読んで「分かった」と思っていたものであったとしても、一年、二年とたつうちに、自分自身が内的に変化をとげているため、その変化した自分の目で、もう一度、読んでみると、そこにまた新たな発見があるものです。みなさんは、そのときに、「これほど多くの素晴らしい真理を、自分は見過ごしていたのか」ということを深く知ることになるのです。」

「仏法真理」へ戻る