習近平に第2の天罰

 これまで、中国は、サイバー攻撃によって台湾総統選の世論工作を行ったり、武装警察を使って香港民主派を弾圧したり、尖閣諸島に軍艦を送ったりして、さまざまな形で周辺国と地域に介入していた。しかし、泥沼化するコロナ問題により、内政に集中せざるを得ない状況に追い込まれている。習政権は、コロナ対策で軍隊を大量動員し、台湾・香港問題どころではなくなった。軍内にも感染者が広がっている模様です。コロナの発生・拡大が、中国の軍事行動を止める働きをしている。

 現代の戦い方は、軍隊が民間人になりすますなどのハイブリッド戦やサイバー戦、生物兵器の使用など「目に見えない戦い」にシフトしている。

 コロナ問題の裏で、中国の「新しい脅威」が周辺地域に迫っていたことを、国際社会は認識しておかなければならない。

 中国史をひも解けば、歴代王朝が疫病によって倒れた歴史がある。

 中国史は疫病を抜きにして語ることはできません。古代の漢王朝から清朝にかけて、疫病が流行し、王朝が衰退・崩壊を繰り返してきたからです。

 共産党は、歴代王朝と同じく、疫病の広がりによって求心力を失い、滅亡の道を歩むか。

 中国発祥の儒教には、「政治が乱れた時、疫病などの天変地異が起きる」という「天人相関説」がある。「天変地異が起きる原因は、政治の良し悪しにある。そのため、為政者は徳ある政治、つまり、善政を施さなければならない」という考えである。

 共産党は、人権・宗教弾圧、言論の自由の圧殺など、あらん限りの悪政を敷き、天命に背いた政治を行っている。

 歴史上、中国は兵器を多用してきた黒歴史があります。歴代王朝のトップのうち、3人に1人は毒殺でした。「日中戦争」でも、中国軍は生物兵器を使って日本軍を苦しめています。日本軍はそれから身を守るため、満州に関東軍防疫給水部(731部隊)を創設。ですが、戦後、731部隊の役割が曲解され、日本悪玉論の根拠に利用されています。

参考

 大川隆法総裁は、仙台での講演会『光を選び取れ』でコロナ問題に触れ、「天罰というのは、やっぱりあります」と指摘しました。

 中国大陸では、漢、隋、清などの時代に「疫病が流行り、宗教勢力が台頭し、王朝が倒される」ことが繰り返されてきました。神仏を蔑ろにした国が神の怒りに触れ、天罰を下されるのは、半ば常識です。

コロナ問題の本質が「天罰」である

疫病で倒れた歴代王朝

・大疫 漢は滅亡

  171年から185年にかけて疫病が5度発生。

  張角が病気治しで信徒を増やし、184年に黄巾の乱を起こす。

  漢の国力は衰退し、三国志の時代へ。

・大疫 隋は滅亡

  第二代皇帝の煬帝が君臨した隋朝末期の610年から

  唐朝の648年にかけて、大疫が7度流行。その間に隋は滅びる。

・ペスト 元は衰退

  1344年~1362年までに、ペストなどの大疫が11度発生し、人口は最盛期の半分に減少。僧侶の茅子元が始めた仏教系の白蓮教が広がる。その信徒が1351年に紅巾の乱を起こし、元は衰退。

・天然痘・コレラなど 明は滅亡

  明朝末期の1573年~清朝の1644年にかけて、ペストと天然痘、

  コレラが猛威を振るい、少なくとも1000万人が亡くなる。

・ペスト 清は衰退

  ペストが流行したことで、欧米列強がその対策を口実に介入。

  内部では、洪秀全が太平天国の乱を起こし、清の国力は弱体化。

・コロナウィルス 中国共産党は弱体化

  中国の経済的な損失が増加。各国は中国撤退を加速させている。

 

サバクトビバッタが中国を襲う!

 2ヵ月半にわたる湖北省武漢市の封鎖を解除し、世界にコロナの鎮圧をアピールする中国。だが、次なる脅威が待ち構えている。

経済産業研究所上席研究員を務める藤和彦氏は、「世界はもっぱら中国発のコロナ問題で大騒ぎですが、サバクトビバッタの大群が、中国を襲う可能性が出てきました。アフリカなどで食糧不足を引き起こし、各国で非常事態宣言が発されています」と語った。

参考

 サバクトビバッタは、2018年にアラビア半島を襲ったサイクロンによって異常発生し、その数は4月18日時点で、数千億匹と推定されている。

 このバッタが農作物を食い荒らす「蝗害」は、エチオピアやジブチが過去25年、ケニアが過去70年で最悪となった。

サバクトビバッタが中国を襲う

中国でイナゴ被害が確認 食糧危機への懸念が浮上

参考

 サバクトビバッタの大群が中東やアフリカ、南アジアで猛威を振るう中、中国でも、違う種類と見られるイナゴが発生している。

 イナゴの被害が確認された地域は、中国東北部の吉林省や黒竜江省に加え、南部の湖南省。

 

 世界の脅威となっているサバクトビバッタはもともと、アラビア半島を襲ったサイクロンによって大発生した。中国の歴史でも、黄河が氾濫した後、大繁殖した例が繰り返し起きている。乾燥地帯と事情は異なるが、今回、湖南省を襲った大規模な豪雨のダメージを受けた植生において、イナゴが繁殖する可能性もあると考えられる。

参考1

参考2

参考3

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