孫子の兵法から「勝つための原則」

正しい勝負を選んでいるほうが勝つ

 正しい勝負とは、どんな新しいことを始めるかです。

 新しいことは、自分の内側から湧き出るモチベーションがあるかどうかです。不毛なことであったり、自分の価値観と合わないことは、正しい勝負とは言えません。また、成功確率が限りなく低いことも、手を出すべきではないでしょう。

 孫子が説くのは勝てる戦いを選ぶことです。

常に準備をしているほうが勝つ

 孫子は、己を知り、敵を知ることの重要性を指摘しました。敵を知るとは、新しく始めることを事前にどれだけ調べているかです。

 始めるにあたって、何が必要なのか、成功するためのポイントは何か、どういう失敗の可能性があるか、何に気をつければよいかです。自分にとっては新しく始めることでも、すでに他の人がやっているのであれば、先人の知恵を知ることは教訓になります。

 何も知らないで新しいことを始めるよりも、事前に準備をして敵を知っておけば、勝つ確率、つまり、新しいことに成功する可能性は高まります。

始め方に工夫をするほうが勝つ

 始め方とは新しいことをどのように始めるかです。

 いきなり大きなリスクは取らずに、小さく始めるとよいのです。小さな PDCA をまわし、想定通りにいくことは何か、想定外は何かを見極めます。やってみて、うまくいくことと機能しなかったことから学び、次の PDCA につなげます。

 始めるにあたって、代替案を持っておくことも大事です。もしうまくいかなかった場合に、最初の計画や想定に固執するよりも代替案に舵を切る判断も必要です。

味方をしてくれる人が多いほうが勝つ

 味方とは、新しいことを始める自分に協力してくれる人、一緒にやってくれる人、応援してくれる人です。

 自分一人で始めるよりも、誰かと一緒に、または何か困った時に助けてくれる仲間がいれば、新しいことへの挑戦に勝つ確率が高まります。

優れた軍師がいるほうが勝つ

 優れた軍師とは、自分にアドバイスをしてくれる人、メンターや専門家です。

 わからないことや問題が起きた時など何かあった時に、誰に聞けばいいかの ノウハウ の引き出しをどれだけ持っているかです。

 アドバイスから最終的に判断するのは自分自身です。軍師のような専門知識を持ち、信頼できる人からの助言は、最初から最後まで自分だけで進めるよりも勝つ確率が高まります。