「人間学」がリーダーをつくる

経営は正しさを求める「修行」

 経営がうまく行かない理由のほとんどは、「お金を儲けたい」など、顧客にとってはどうでもよいことに集中するからです。

 結局はこうした欲との戦いになるので、経営は「修行」のようなものです。そのためには日々の反省によって、「儲けたい」という欲を、「自社の商品やサービスを通じて社会を良くしよう」などという大きな使命感に昇華できるかどうかが重要です。

 成功体験がある人は反省しにくくなりますが、反省できないのは、志のレベルが低いからかもしれません。高い志があれば、多少売り上げが伸びるくらいでは満足できないはずです。

 経営者がこうした正しい考え方を身につけるための「修行」をし続けることは、長期的な成功につながっていくでしょう。

 経営者個人だけでなく、企業レベルでも同じことが言えます。幸福の科学大川隆法総裁の『経営が成功するコツ』にも「ミッション経営」について書かれていますが、経営者は経営理念を練り込み、規模相応の経営をする必要があります。会社が大きくなると仕事が複雑になるので管理業務が増えますが、管理そのものに集中してしまうと「お客様に喜んでもらう」という仕事の本質を忘れがちになります。社員が「正しさ」を見失わないためにも、企業理念が大事になってくるのです。

 考え方が浸透している組織は強い。宗教団体が強いのは、考え方が求心力になっているからである。

参考