静寂の時間

 組織の方向性を決めるのは、リーダーの「考え」です。そこに間違いがあれば、成果は出ず、すべてうまくいきません。リーダーは「正しい考え」を持つ必要があります。そのために何をすべきか。まず反省が必要です。成功しても失敗しても「やりっぱなし」で反省しない人は、自分の判断を独善的に「正しい」と思い込んでいて、いつまでも人生のステージが上がりません。

 

現象に惑わされるのではなく、『考える力』をつけて本質を見抜くことが大事

 特に管理職はバタバタと忙しくすることが仕事ではなく、組織で成果を出せるよう、『正しく判断する力』を身につける必要がある

 経営者の仕事は『判断』です。経営者は神仏に見られても恥ずかしくないような正しい判断をしなければいけない。心を正すこと。

 人生で大切なことは人格を向上させ、神仏の心に近づくこと。そのための静寂の時間は必須です。

 

「静寂の時間」こそ 多忙なあなたを救う

 立場が上がって仕事が忙しくても「静寂の時間」をつくり、上手に使い続けた人はどうなるのか。

 「早め早めの仕事を心がける」「同時並行処理を心がける」「即断即決する」「重要でない部分は見切る」「仕事を部下に任せる」。

 このような経営者としての「凡事」を「徹底」することで、忙しくとも静寂の時間を生み出すことは可能です。

 その時間を上手に使うとどうなるのか。

人格が向上する

 まず、静寂の時間に自らの思いや行いを反省したり、心の肥やしになるような良書を読むことで、人格が高まっていく。

 思慮深く不動心のある「深沈厚重」な人物こそ、人の上に立つ経営者やビジネスリーダーに相応しい。

 経営における最終的な決断を下すのは経営者などのリーダーですが、その決断には必ずリーダーが根っこに持つ価値観が反映されます

 「お客様の幸福を第一に、社会に貢献しよう」と考える経営者が最終的に成果を上げるのです。

仕事の成果につながる

 また、静寂の時間に「お客様を喜ばせるにはどんな商品やサービスが必要か」と考え続ければ、よいアイデアも生まれてくる。

 瞑想でアイデアを得ることを大切にする経営者は多いのです。

 未来の仕事が変わる

 さらに、静寂の時間には、未来の仕事を変える力もある。

 静寂の時間に深く瞑想することで「会社のあるべき姿」が見えてくる。そのビジョンを維持し続け、そのための努力を惜しまなければ、それは将来、現実化してくる。

 幸福の科学大川隆法総裁は、『凡事徹底と静寂の時間』でこう述べている。

「自分自身の固有の時間を、『将来のための勉強の時間』としてつくり出さなければいけません。そのためには、仕事の中身の片付け方が大事で、やはり、『一日一生』の考え方を持っていなければいけないわけです」

 現在の勉強や努力、構想していることが10年後の未来をつくっている。つまり、「未来の種は現在にある」。その未来をつくる種を育てる土壌こそ静寂の時間なのです。

参考