年金記事一覧(5/16)

2004年公的年金制度改革

 第1に、社会経済と調和した持続可能な制度の構築であり、将来の被保険者の負担を過重にしないようにしながら、老後生活を支えるにたる公的年金として適正な給付水準を確保するという、いわば相反する内容を伴いながら、もって制度に対 …

スウェーデンの年金改革

 諸外国でも、少子・高齢化で、これまでの年金制度が限界にきて、その改革が重要な課題になっています。どこかの国で、成功するか、参考にしょうと見守っている状況と言ってよい。そのなかで、日本が注目したのが 1999年から始まっ …

公的年金のインフレ対応機能

 老後の生活保障には、 高齢で勤労収入が得られなくなった後も、寿命やインフレにかかわらず、年々の生活費が確保されることが必要である。しかも、インフレには、物価上昇ばかりでなく、 実質賃金の上昇等に伴う一般生活水準の上昇に …

マクロ経済スライド制の検討

 マクロ経済スライドとは、賃金や物価の改定率を調整し年金の給付水準を引き下げて、年金制度が将来にわたって維持できるように調整する仕組みです。  2004年の改正で、保険料(率)に上限を設定したが、それに伴い給付水準を削減 …

非公務員型の年金公法人「日本年金機構」

非公務員型の年金公法人「日本年金機構」の発足  旧社会保険庁は厚生労働省の外局で、不必要な保養所建設、保険料を目的外に利用、業務の非能率・サービス不足、そして、「宙に浮いた5000万件の年金記録問題」 と厳しい世論の批判 …