2017年07月記事一覧(4/5)

セーフティネット

 社会福祉を考える上で、まず問題となるのが「セーフティネット」です。  セーフティネットとは、個人や企業が、失業や倒産などで経済的な危機に直面し、最悪の事態に陥った時、保護する仕組みのことです。『サーカスの綱渡りで万が一 …

生活保護について

 生活保護の柱は2つあり、一つは「健康で文化的な最低限度の生活」を具体化する。もう一つは、支援の間に職探しや職業訓練に専念してもらい自立を促すことです。  生活保護は、その人が持つ資産や能力などすべてを活用しても生活でき …

年金は大丈夫 (4) 公的年金と「ネズミ講」

賦課方式は「ネズミ講」とおなじ  年金制度が実質「賦課方式」に変わったのは1954年の改正だと言われている。  当時は高度経済成長期であり、インフレと人口増によって、積立金の価値が目減りしていくこともあって、賦課方式にす …

年金は大丈夫? (3) 賦課方式

公的年金は世代間扶養の仕組み  個人が納めた保険料を積み立てて、その運用益とともに個人に返す仕組み(積立方式)ではなく、現役世代の納める保険料で高齢者世代の年金給付を賄う世代間扶養の仕組み(賦課方式)で成り立っている。 …