2019年05月記事一覧(3/5)

特殊相対性理論

 すべての運動は相対的なものであり、われわれは物体の運動について、それがある特定のもの(たとえば地球)に対してある速度をもっていると言えるにすぎない。われわれは地球上を動くし、地球はその軸を中心として自転し、さらに太陽の …

相対性理論 と 量子論

 特殊相対性理論が誕生する以前の19世紀末の物理学を考えてみます。当時の物理学としては、まず力学が挙げられる。力学は、ラグランジュ や ハミルトン により数学的 に美しい公式として、今日では『解析力学』と呼ばれる形式にま …

アインシュタイン vs ボーア

 アインシュタインは、ボーアと徹底的な論戦を繰り広げました。  アインシュタインは、実在世界のすべての要素にはそれぞれ1対1で対応するものが理論の中になければ物理学理論としては不完全であると考えた。アインシュタインは絶対 …

光の波動性と粒子性

 プランクやアインシュタインの光量子の考え方は、光は電磁波、すなわち波であると同時に粒子でもあるということでした。  そうであれば、粒子が波であるということも考えればありうることです。  この考えを、プランクのエネルギー …

量子論の歩み

原子的性質  全ての物質の根源的要素のことを元素と言います。現代において、元素とは原子の種類であると言える。   電子の発見  ガラス管の中を真空に近い状態にして、高電圧をかけると放電現象が起こります。このとき …