マネジメントを成功させるポイント

 もしも自分がマネジメントする立場になったなら、どの様にすれば効果的に成果を上げることができるのでしょうか。

 

情報共有の徹底

 組織が一つの目標に向かって行動をする時、どんなに小さな事であっても情報共有をすることが必要です。現在のビジネスは、スピードもクオリティも どちらも追求することが求められます。その場合、属人化した情報や手法では、組織としての目標達成は行えません。

 さらに、情報は共有されただけではその共有の仕組みそのものが陳腐化してしまいます。共有された情報の中から 重要な情報をピックアップし、アクションプランへとつなげることが重要なのです。情報やそれに基づくアクションまでを共有することによって、組織が成果に達成できるよう導きやすくもなります。

 情報共有からアクションまでのプロセスを組織のメンバーが知ることも重要です。こうすることにより、より情報共有の重要さが認識され、ささいなミスが減ったり、意外なところから業務改善につながるということもあり得るのです。

 

評価制度の可視化

 トラッガーは、組織が目標に対して動機付けされるためには、コミュニケーションと成果に達成した際の何らかのインセンティブが必要だと言っています。行った貢献に対して評価がなされ、それに対する見返りが必要なのです。

 ここで重要なのは、その評価制度を可視化しているかどうかです。例えば、社内で目立つ人や声の大きな人ばかりが評価されていませんか? その様な場合、評価されない人は動機付けが薄れるばかりか、積極的な関与を止めてしまうため、改善案が出にくくなった、情報共有してくれなくなった などの現象が起こりがちです。

 プロジェクトや業務においては、目立たなくても貢献している人はたくさんいます。こうした人たちを評価し、可視化することは重要です。そのため、評価の仕組みそのものや成果が理解しやすいものにするよう注意しなければなりません。

 

現場の声に耳を傾けすぎない

 「マネジメントたるもの、現場の声を吸い上げて」という心がけはよいのですが、あまりにも現場の声にかたよりすぎてもいけません。マネジメントは、会社の目標を長期的・短期的なスパンで考え、ドライブしていくものです。それに対し、現場は比較的短期的なスパンでの物の見方をする傾向があります。

 現場の声をきちんと把握することは大切です。マネジメントでは、それをそのまま受け取るのではなく、いったん俯瞰的・大局的にとらえて理解する必要もあります。マネジメントする者は、自分自身で現場の声を理解し、咀嚼してからアクションに繋げる必要がある、ということなのです。

 

多様な働き方への対応

 現在、ビジネスを取り巻く環境がグローバル化しています。顧客や取引先が海外の人である場合もあれば、従業員が海外の人である可能性もあります。ビジネスがグローバル化しているにも関わらず、組織の人間だけがドメスティックであるということはあり得ません。

 また、従業員の働き方も様々で、出産や介護などをきっかけに離職していた人や、リタイアした人が再雇用される場合もあります。

 そうした様々な価値観やバックグラウンドを持つ人たちを組織化し、共通の目標に対して成果を上げるためには、多様化をポジティブにとらえて組織運営に取り入れていく必要があると言えるのです。

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