お知らせ記事一覧(367/490)

スウェーデンの年金改革

 諸外国でも、少子・高齢化で、これまでの年金制度が限界にきて、その改革が重要な課題になっています。どこかの国で、成功するか、参考にしょうと見守っている状況と言ってよい。そのなかで、日本が注目したのが 1999年から始まっ …

公的年金のインフレ対応機能

 老後の生活保障には、 高齢で勤労収入が得られなくなった後も、寿命やインフレにかかわらず、年々の生活費が確保されることが必要である。しかも、インフレには、物価上昇ばかりでなく、 実質賃金の上昇等に伴う一般生活水準の上昇に …

マクロ経済スライド制の検討

 マクロ経済スライドとは、賃金や物価の改定率を調整し年金の給付水準を引き下げて、年金制度が将来にわたって維持できるように調整する仕組みです。  2004年の改正で、保険料(率)に上限を設定したが、それに伴い給付水準を削減 …

非公務員型の年金公法人「日本年金機構」

非公務員型の年金公法人「日本年金機構」の発足  旧社会保険庁は厚生労働省の外局で、不必要な保養所建設、保険料を目的外に利用、業務の非能率・サービス不足、そして、「宙に浮いた5000万件の年金記録問題」 と厳しい世論の批判 …

宙に浮いた年金

 今更ですが、「宙に浮いた年金」を振り返ってみましょう。  1997年に基礎年金番号制が導入された。発足当時の年金番号保有者は約3億人分あった。このような数字になった原因は、同じ人物が複数の年金番号を持っていたからである …