進行麻痺
進行麻痺とは、梅毒に感染してからおよそ10年以降に発症する脳疾患です。
梅毒は主に感染症、性病として広く知られていますが、この梅毒トレポネーマが脳の実質にまで至り、その結果発症する精神疾患です。
梅毒に感染した患者のうちのおよそ5パーセントが発症するとされ、梅毒の初期治療が不十分だった場合に発症の可能性が高まります。
この進行麻痺は、「脳梅毒」「麻痺性痴呆」とも呼ばれています。
主な症状や原因
進行麻痺の主な症状は、痴呆と同時に手足がけいれんし、徐々に体全体が麻痺を起こします。そしていずれ人格が崩壊してしまうという恐ろしい病気なのです。
適切な治療をせずに放置すれば、余命は発症からおよそ3年とも言われます。
治療
ペニシリンが主に使用し、これにより進行麻痺の症状が劇的に改善されることがわかっています。
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