黄斑ジストロフィ(先天性黄斑変性症)
黄斑ジストロフィー(先天性黄斑変性症)は、黄斑部の網膜、網膜色素上皮、脈絡膜などが徐々に変性萎縮に陥る病気です。黄斑部は中心視力を担う場所ですから、多くの場合、視力が低下します。
黄斑ジストロフィとひと口にいっても病気の種類は多数あります。
スターガルト型黄斑ジストロフィー 卵黄様黄斑ジストロフフィー 錐体ジストロフィー など
原因は、遺伝子の異常によって組織や臓器が徐々に変性することによります。網膜色素変性症もジストロフィに含まれる病気です。黄斑ジストロフィのいくつかでは、どの遺伝子に異常があるのかがわかっています。
治療の方法
網膜色素変性症と同様、有効な治療法は見いだされていません。症状に応じて、遮光眼鏡、弱視眼鏡、拡大読書器などの補助具を使用することが有用です。その他のリハビリテーションも重要です。
障害年金の認定では、「視力」「視野」のどちらか片方だけでも基準を超えれば障害年金が受給できるようです。
黄斑ジストロフィーが他の眼の病気と違うのは、障害年金の認定において「先天性の病気」ではないかと思われてしまうことです。審査では、黄斑ジストロフィーの申請者に対して「眼の病気用」のアンケートの提出を求め、幼少時の受診の有無、視力低下の推移、通院歴などの申告を求めているようです。
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