脳炎
脳炎はウイルスや細菌などが感染して起こる病気ですが、特に日本脳炎とヘルペス脳炎、続発性ウイルス脳炎などが有名です。
日本脳炎はコガタアカイエカという蚊が持っているウイルスに人が伝染することで発病する伝染病です。
日本脳炎による致死率は高く、患者の3分の1が死亡、3分の1が後遺症、3分の1が完全に治ると言われています。
ヘルペス脳炎は口唇ヘルペスを引き起こす単純ヘルペスⅠ型ウイルスが脳に侵入したときに起こる脳炎で、続発性ウイルス脳炎はインフルエンザや風疹といった感染性ウイルスが脳に侵入することで脳炎となります。
日本脳炎の症状
日本脳炎の症状には、悪寒、ふるえ、発熱、頭痛、めまい、嘔吐、倦怠感、食欲不振、くびの筋肉硬直、 けいれん、こん睡状態など様々な症状を引き起こします。
日本脳炎を発病すると後遺症を引き起こす可能性も高く知能障害や運動障害を引き起こしやすくなります。
ヘルペス脳炎の症状
発熱、頭痛、嘔吐、首筋の硬直から始まり、意識混濁、幻覚、妄想、錯乱などの精神症状やけいれんなどがあらわれます。
症状がひどくなると嚥下障害、呼吸障害、こん睡状態に陥り死亡する危険性があります。
続発性ウイルス脳炎の症状
症状は比較的軽く、発熱頭痛、軽度の意識障害などがあります。
治療
特別な治療法はなく、対症療法が行われます。
ヘルペス脳炎が疑われる場合、アシクロビルの点滴静脈注射が行われます。
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