年金をもらい忘れていませんか?

 1年以上厚生年金保険に加入していた人が65歳以前に受給する年金を「特別支給の老齢厚生年金」といいます。支給開始年齢は60歳でしたが、昭和28年4月2日生まれ以降の男性から、61歳になりました。(女性は男性より5年遅れで支給開始年齢が65歳に近づいていきます。)

 ねんきん定期便をはじめとする老齢年金の見込額の情報では、次のような内容を知ることができます。 (簡略化した例です)

年齢

61歳から

65歳から

老齢基礎年金

780,100円

老齢厚生年金

800,000円

800,000円

合計額

800,000円

1,580,100円

 年金の相談を受けていますと、「61歳で請求すると生涯800,000円となるが、請求を遅らせて65歳で請求すると65歳から1,580,100円でもらえる。」のように勘違いをされておられる方が多いのです。笑っている老夫婦

 61歳から800,000円もらえて、65歳から1,580,100円がもらえるという意味なのですが・・・

 勘違いされている方は、すぐにでも年金請求をしていただきたいと思います。65歳を過ぎても請求されていないと、5年の時効にかかって損をすることになってはいけませんので。

 当年金相談センターでは年金請求の相談に応じます。

年金の請求をされたい方 こちらへ

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