腎臓や尿路の病気

 腎臓や尿路の病気とは、片方または両方の腎臓、片方または両方の尿管、膀胱あるいは尿道の異常を指します。

 尿路の病気の中には、問題が深刻化するまで症状が現れにくいものもあります。そのような病気としては、腎不全、腎腫瘍、尿の流れを妨げない程度の腎臓結石、一部の軽い感染症などが挙げられます。症状が現れても非常にありふれた症状であるために、腎臓との関連性を判断することが医師にも難しくなる場合もあります。たとえば慢性腎不全では、全身のだるさ(けん怠感)、食欲不振、吐き気、全身のかゆみなどが唯一の症状となる場合があります。高齢者では、感染症や腎不全で最初に認識される症状が精神錯乱となる場合もあります。腎臓または泌尿器の異常が疑われる症状としては、わき腹(側腹部)の痛み、両脚のむくみ、排尿の問題などが挙げられます。

 失禁は、排尿をコントロールできない状態のことで、さまざまな原因によって発生します。

腎臓病 スピリチュアルな視点

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