慢性腎炎

 慢性腎炎は腎臓の炎症性の病気で、長期間にわたり蛋白尿や血尿の症状がみられる状態をいいます。
 慢性腎炎を起こす疾患は様々ですが、免疫反応の異常によって起こるといわれています。具体的には免疫反応で作られた抗体が抗原と反応し、その物質が糸球体で沈着することが炎症の原因とされています。

慢性腎炎の症状
 病型は様々で、自覚症状がないもの、高血圧を伴うもの、ネフローゼ症候群がみられるもの、腎不全に陥って尿毒症になるものなどがあります。

慢性腎炎の治療
 慢性腎炎を治療する根治的な特効薬がないために、進行を抑える治療が行われます。

 変換酵素阻害剤や受容体拮抗剤で、腎症の進行を抑制させたり、降圧薬で血圧をコントロールさせたりします。

 

 腎炎から慢性腎不全になった場合は、腎炎として初めて医師の診断を受けた日が初診日となります。腎炎にかかり、その後、慢性腎不全を生じたものは両者の期間が長いものでも因果関係があるとして扱っています。

 腎炎とは、糸球体腎炎ネフローゼ症候群、IGA腎症、腎盂腎炎などが該当します。

 

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