勤務態度の評価
「組織人としてふさわしい勤務態度であって欲しい」という勤務態度の評価項目は、組織風土を高めていく上で不可欠な項目です。
他の評価項目と違って、会社統一で考えていくのがよいでしょう。
一般的に考えられる評価項目は下表の通りですが、この中から3~5項目程度選定するとよいでしょう。
規律性 |
日常の服務規律の遵守の度合い |
責任性 |
自分に与えられた守備範囲を守ろうとする意欲・姿勢の度合い |
協調性 |
チームの一員としての、他人の守備範囲をカバーする行動の度合い |
積極性 |
改善提案・継続的なチャレンジ・自己啓発など「現状以上に」という意欲とその姿勢の度合い |
経営意識 |
幹部としての自覚、全社的視野に立っての態度や行動の度合い |
安全意識 |
安全ルールを守ろうという態度や行動のことをいう。 |
評価基準の例
項目 |
協調性 |
4 |
自分に余裕がない状況であっても、自分の責任を果たした上で、同僚などの手伝いをしていた。 |
3 |
自分に余裕があるときは、いつも自分から、同僚などの手伝いをしていた。 |
2 |
自分に余裕があるにもかかわらず、同僚などの手伝いをしようとしなかった。 |
1 |
周りの人たちの仕事の邪魔をし、業務に支障をきたした。 |
情意考課 に続く
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