職能資格と役職

職能資格の定義

 職能資格ごとに、どんな能力が必要か、大まかな定義を決めます。『この資格なら、これぐらいのことができる』ということです。 段階数を仮決めとしておくのがよいでしょう。

職能資格と役職

 職能資格制度で重要なことは「資格と役職の分離」です。 役職につけるかどうかは、その任に堪えうる能力を備えているという条件があります。そのため、資格と役職との間には、緩やかな対応関係をつくります。たとえば、主任は「S5~S6級」、課長は「M1~M2級」、部長は「M2~M3級」などという具合です。

 職能資格と年齢の対応

 その会社で、「標準的に」仕事をして、標準的に昇格・昇進していったらどうなるか、イメージをつかんでおかないと具体的な制度設計はできません。「○歳で資格等級○級、主任」のようにおおまかなモデルを設定します。

 

職能資格制度 等級の決め方 に続く

 

労働相談・人事制度は 伊﨑社会保険労務士 にお任せください。 労働相談はこちらへ

人事制度・労務管理はこちらへ