コース別賃金

 コース別人事・賃金制度というのは、何らかの基準で社員をコースに分け、コースごとに賃金などの労働条件を設定していくという制度です。

 コース分けの基準は、主なものとして次の3つが挙げられます。

(1) 転勤の有無や形態によるコース分け

 ①全国転勤あり、②一定のエリア内の転勤あり、③転勤なし の3コースが一般的です。

(2) 職務の責任の重さ、レベルなどのよるコース分け

 総合職・一般職というのが典型です。

(3) 職務の特徴・性質によるコース分け

 管理職・専門職というのが典型です。 これをもっと細分化すると、職種別人事制度となります。

 上記の複数の基準を組み合わせることもあります。よく見られるのが、(1)と(2)の組み合わせで、
 ・総合職 = 転勤あり
 ・一般職 = 転勤なし 
というのが典型例です。

 

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