労災保険の目的

○健康保険と労災保険の違い

 健康保険は、主として民間の事業所で働く人たちを被保険者として、その被保険者及び被扶養者の、業務外(私傷病)による病気・ケガ・死亡、出産に対し給付を行うための社会保険です。

 労災保険(「労働者災害補償保険」)は、労働者が業務上と通勤途上におけるケガ、病気、死亡に対し労働者と死亡した労働者の遺族に対し給付を行うための労働保険です。

 本来、業務上でケガや病気などを労働者が被ったときは、「労働基準法第8章」で定めているとおり、その労働者の治療費や休業・障害補償などは使用者が負担しなければなりませんが、労災保険はその負担すべき補償の保険といえます。

 

○労災保険の目的

 労災保険は、業務上や通勤途中に、労働者がけがや病気で障害が残ったり、 死亡したときに、労働者やその遺族のために必要な保険給付を行います。  

 また、保険給付のほかに、被災した労働者の社会復帰を支援したり、労働者や遺族の生活を援助するための労働福祉事業も行っています。

 

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