大東亜戦争はアジア人の戦争

 インドネシアでは、1945年の終戦後、植民地支配を続けようと、オランダ軍、イギリス軍が舞い戻ってきた。インドネシア人は独立戦争に立ち上がり、日本軍将兵2千人が義勇軍として参加。4年半にわたる激闘の末、インドネシアは350年にわたる植民地支配を打ち破ることができた。

 マレーシア人も、イギリス軍を瞬く間に撃退した日本軍の強さを その目に焼き付けた。戦後、再びイギリスの植民地とされてしまったが、マレーシア人が独立を求める潮流を押しとどめることはできず、1957年 マレーシアは独立した。

 東南アジアの指導者だけでなく、欧米圏でも日本が白人による植民地支配を打ち砕いたことは常識である。

 イギリスの歴史家・小説家の H・G・ウェルズは、「この大戦は植民地主義に終止符を打ち、白人と有色人種との平等をもたらした」と語った。

 20世紀を代表するイギリスの歴史学者・文明史家のアーノルド・J・トインビーも、日本が果たした役割を高く評価している。

「第二次大戦において日本人は、日本のためというよりも、むしろ戦争によって利益を得た国々のために、偉大なる歴史を残したと言わねばならない。その国々とは、日本の掲げた短命な理想であった大東亜共栄圏に含まれていた国々である」

 

英米蘭仏との戦争で植民地支配と人種差別を終わらせた

 村山談話が間違っている根拠として、日本が戦った結果、欧米による植民地支配と人種差別政策が終わった事実がある。

 当時、アメリカやイギリス、オランダ、フランスは、長年にわたって白人優位の人種差別思想の下で、有色人種を奴隷扱いし、搾取・虐殺を繰り返していた。

 一方、日本は台湾や朝鮮半島を統治したものの、アジアの近代化を進めようと日本からの税金を持ち出し、道路や鉄道などのインフラ、行政や教育などの制度を整えた。進出した東南アジアでも、現地に軍隊をつくり、独立を支援した。

 現在の世界地図を見れば、日本は戦争に負けたものの、その戦いが欧米の植民地支配と人種差別を終わらせ、アジアを解放したことは明らかです。

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