インフルエンザウイルス

人々の悪想念がウイルスの悪性化を促進する

 マイナス想念の集合体が、インフルエンザなどのウイルスに作用を及ぼす。大川隆法総裁は著書でこう述べている。

 「病原体としてのウイルスや細菌はありますが、それ自体は、それほど有害ではありません。それに霊的作用が加わって、あれだけ伝染していくのです。(中略)ウイルス自体は、春だって夏だって、一年中、生きているのに、冬になったら、なぜ広がるのでしょうか。それは霊的作用を受けて、急に勢力が増大するからです」(『心とからだのほんとうの関係。』 秋に大量に死んだ虫たちの不成仏霊がインフルエンザウイルスに集団的に憑依することが、毎年の冬にインフルエンザが流行する要因であることを述べた。)

 大川総裁によれば、花粉症がある時期から急に増えたのも、人間の勝手な山林開発などによって生息圏を奪われた植物の集合霊がスギ花粉に作用しているためでもある。虫や植物の霊がウイルスや花粉に作用するなら、段違いに高度な精神作用を持つ人間の悪想念がウイルスの悪性化を促進しても、何ら不思議ではない。

 歴史上も大規模な感染症の流行は、人々の悪想念を増大させる戦乱などの出来事と、不思議と時代や地域が重なっている。たとえば古代ギリシャ。アテネの帝国主義がピークに達した紀元前430年、アテネの陸軍兵士の4分の1が疫病で死んだ。中世では、1347~50年の4年間でヨーロッパ全人口の3分の1が死んだと推計されるペストが流行った時、ヨーロッパは百年戦争の真っ最中だった。

 20世紀に例をとれば、死者2千万とも5千万ともいわれるスペインかぜが猩獗を極めたのは1918年、第一次大戦でアメリカがヨーロッパ西部戦線に参戦したのと同時だった。また、香港から広まって「香港かぜ」と呼ばれたインフルエンザで100万人以上が死んだ1968年、中国各省では文化大革命による殺人がまさに頂点に達していた。

 同様の例は枚挙に暇がない。これらの史実は、戦乱や悪政などによって人々の悪想念が一定量を超えたとき、ウイルスや細菌にその想念エネルギーが作用して感染症が猛威を振るうケースが多いことを物語っている。

参考

メキシコ発新型インフルエンザに学ぶ 霊的背景と対策