病気を治す心のポイント
病気を治す心のポイントを挙げてみます。
信じる心
これが最大のポイント。疑う気持ちは、体に働きかける心の力を妨げてしまう。素直に信じる心がスイッチを入れるのです。
反省
病気を作った自分の心（怒り、憎しみ、罪悪感など）を変えるためには、過去の自分の思いや行いに対する反省が大切。
愛と感謝
「家族のために治りたい」「元気になって人の役に立ちたい、世の中にお返ししたい」といった愛や感謝・報恩の気持ちを持てば気力が湧く。祈りの際は、その無私なる心が天上界に同通して治癒の光が流れ入る。
努力・精進
心の力で体を作り変えようと強く念じ続け、努力・精進を惜しまないこと。体は物質的・物理的影響も受けるので、不摂生や怠惰な生活などはダメです。
それでも治らない場合
病気や障害が自分の人生の問題集や使命に結びついていたり、過去世からの深いカルマ（業）がある場合などは、心を変えても治らないこともある。それでも立派に生き切るなかに、今世の自分の使命や悟りがあり、来世では魂の勝利が待っていると信じることも大切です。
セルフ・ヒーリング
ヒーリング１ 言葉の力
人の心のあり方を如実に表すのが、その人が口にする「言葉」です。これを応用して、言葉の力で心によい影響を与え、それによって自然治癒力や免疫力を高めるやり方がある。
言葉は心が表現されたもの。心がゆがむと言葉がゆがみ、肉体も心の表現なので肉体もゆがみ、病気となるわけです。何かを信じたり自信につながっていくような言葉を出すことはとても大切です。現代はよい薬が出ていますから、効果的に使用することは大切ですが、本当の治療薬は自分の心の中にあるのです。毎日の肯定的な明るい言葉の継続は、きっと体をいい方向へ導いてくれると思います。
「『ありがとうございます！』でも『私はできる』でも『I can』でもよいから、積極的な短い言葉を100回続けて言ってみましょう。これだけでかなり心のエネルギーがアップし、体の自然治癒力にも良い影響を与えるでしょう。
ヒーリング２ 瞑想
アメリカで祈りと並んで盛んな代替療法が、リラクセーションや瞑想です。
瞑想や祈り、法話といった、宗教色のあるものは気が進まないという方もいるかもしれない。がん に弱い患者とは、医師が進めるオーソドックスな現代医療だけを受け入れる人であり、がんに強いのは、気功、断食その他、少しでもいいといわれる代替療法を徹底的にやろうとする人だという。
もちろん、通常の医療とそれ以外の方法を二者択一で考える必要はない。「健康を取り戻して、世のため人のために人生を全うしたい」と強く願い、あらゆる手段で努力精進すれば、私たちの体の免疫力は必ずや倍増し、家族や周囲の人も、医者も、そして仏神も力を貸してくれるでしょう。