地球温暖化の背後に共産主義思想
科学から離れた次元で議論されている
天動説、熱素説、前成説などもそうでしたが、科学の世界では、真理にたどり着く前に紆余曲折があるものです。しかし、二酸化炭素悪玉説はそれらとは違い、政治的・国際的・心理的な要素が大きく、科学の世界のみでは決着のつかない模様です。「オゾン層とそれを破壊するフロンの規制」という一時代前の問題と比べても、より科学から離れた次元で議論されています。
18世紀に始まった産業革命により化石燃料の使用が急増。それによって、大気中のCO2が増え、地球が温暖化した。これが温暖化のストーリーなのですが、数多くの研究によって、1100~1375年の中世にかけて、地球全体で現代以上に温暖な気候が続いたことが明らかになっています。
化石燃料ではなく足踏み回転車や水車が使われていたような時代に、なぜ地球は温暖化したのでしょうか。活動家は この謎について口をつぐんだままです。
世界各地で「地球温暖化仮説」に対する検証が盛り上がってきました。きっかけは「クライメート(気候)ゲート事件」です。CO2温暖化原因説を主導してきたIPCC報告書作成に携わった研究者のデーター粉飾のやりとりなどが暴露されました。1960年代からの気温下降を隠すことで、1980年代からの上昇を誇張するデータへの改ざん、温暖化説懐疑論者の論文を学術誌などへの掲載をさせない圧力を加えたことが発覚しました。
ところで、なぜ ウソがまかり通るのでしょうか。環境の研究者は基本的に脅威論を唱えなければ、研究予算を確保できないからです。「温暖化は危なくない」ことを実証する研究をやろうとしても、予算がつきません。地球温暖化の研究は、今や数千万~数十億円、数百億円という大型プロジェクトが動いていて、一部の人たちの利権になっています。「銭」が絡んでいるので、この動きはすぐには止まりません。地球温暖化について全く理解していない政治家たちは、地球温暖化で儲けている専門家や商売人に踊らされているのです。温暖化問題が「お金の問題」だとすると悲しいことです。
背後には共産主義思想
ところで、なぜ環境団体は反論の検証もしないまま人々の恐怖をあおり続けるのでしょうか。この背景には、共産主義、社会主義の思想が流れています。
1991年、共産主義の理想とされたソ連が崩壊。拠りどころをなくした左翼活動家は、次の活動分野として環境問題にシフトしました。マルキストからエコロジストへの転向です。
豊かさへの嫉妬心を環境保護という名目で世界に浸透させ、貧しさの平等を実現しようとしているということです。
根拠のない環境保護活動は、世界中の経済活動にブレーキをかけます。そうなれば、誰が発展途上国で貧困にあえぐ人々を救うのでしょうか。
幸福の科学大川隆法総裁は、さまざまな著書の中で、地球環境問題には「隠れた左翼運動」があると指摘しています。
国家間の取り決めや条約、各国の法律の根底には、倫理が求められます。その倫理は宗教に根差したものであるべきだと思いますが、過去の世界宗教にはその教えが乏しいのです。動物や植物には魂があるのかを明確にできずに弱者救済を説く点には問題があり、一方、霊界思想には、動植物の権利と人間の活動に優先順位を付けられないケースがあり、特に西洋の動物倫理観は ブレ ています。
脱炭素とは、先進国を弱体化させるための習近平の策略にすぎません。環境論重視の政策はオバマ政権がとってきた政策ですが、アメリカが分裂の危機に来ていることを思えば、習近平の罠にアメリカがはまり込み、もがいている事が分かるでしょう。
パリ条約から離脱宣言したトランプ大統領は慧眼の持ち主です。いい加減に日本の政治家も目雄覚まさないと、日本も習近平の罠から抜けられません。
地球人弱体化戦略
幸福の科学の霊査で、地球人弱体化戦略が明らかになりました。
相手を弱体化させてから攻めるというのが軍事の定石である。だが、大川隆法総裁の霊査によって明らかとなった悪質宇宙人の地球人弱体化戦略は、想像よりはるかに巧妙でした。その一手が、脱炭素運動を煽ってエネルギーを干し上げ、先進諸国の文明度を落とすというものです。
異常な山火事も、地球人に自主的に地球温暖化説を唱えさせ、国際世論を脱炭素に染める狙いもあったかもしれない。カリフォルニア州の山火事は、すでに地球温暖化の象徴となってい。
悪質宇宙人がウォークイン
大川隆法総裁によるリーディングで、「宇宙の闇の神」がNHKの番組制作のディレクターなどにウォークインして、「脱炭素」の正義を押し広げようとしていることが指摘された(『ゾロアスター 宇宙の闇の神とどう戦うか』)。
ウォークインとは、肉体に宇宙人の魂が入り込んで、本人の魂と同居している状態のことを言う。この悪質宇宙人の影響で、NHKはグレタ氏が「科学万能」「CO2は人類を滅ぼす」などと訴える姿を流し、視聴者を洗脳して救世主に仕立てているという。ウォークインされると、自分の考えと宇宙人の考えとの区別がつかなくなり、コントロールされてしまうので、十分に注意が必要です。
悪魔の道具である「脱炭素」に振り回されるな
幸福の科学の霊査では、「脱炭素」運動の背後に「二つの悪魔」がいることが分かっ。
一つは、グレタ・トゥーンベリ氏を使って脱炭素を盛り上げている、ソ連建国の父・レーニンの霊。リーディングでは、「石油や天然ガスやその他のCO2排出を止めることができたら、他国の経済成長がストップして、ロシアが来世紀の中心になる」とし、地獄のスターリン霊とともに暗躍していると示唆。地球温暖化理論は先進国の発展を止めるための「道具なのだ」と明かした(『CO2排出削減は正しいか』)。
レーニン霊は、環境保護を推進する理由として、「先進国を殺して、止めて、衰退させるための、新たな道具なのよ」と主張。「地球温暖化説なんか正しくない」という本音も漏らしつつ、自らがロシアやスカンジナビア諸国を指導し、「世界の『次なる統治民族』になる」という野望を明かしています。
大川隆法総裁は、グレタの活動について「環境左翼に名を借りた共産主義復興運動」であると指摘しています。先進国が自らの手足を縛り、産業を衰退させ、国力を低下させれば、新たな「共産主義革命」を助長する恐れすらあります。気候変動対策が、各国の衰退に繋がらないよう留意する必要があるでしょう。
もう一つの悪魔は、「脱炭素」を利用して世界制覇を狙う中国共産党である。毛沢東霊が指導しているほか、近年では「闇宇宙の存在」の影響も指摘されている。大川隆法総裁は、「自由主義・資本主義国を2050年までにCO2排出 ゼロ に追い込んで、利益をうけるのは一体誰か。考えれば分かる。だまされてはいけない。これは『気候正義』の問題ではなく『世界正義』の問題だ」と指摘する。
「脱炭素」というイデオロギーで世界を洗脳し、支配しようとしている存在が現実にいる。その欺瞞に気づき、真実を明らかにすることが地球の未来を守るためにどうしても必要です。
日本の危ないところは、「バブル崩壊」や「ゆとり教育」、「CO2排出削減問題」のときのように、全部が一緒になって一斉にウワーッと動くことで。
今は「原発反対」という人が多く、あれほど騒いでいたCO2排出削減なんて今は誰も言っていないが、原発をやめるということは、「CO2が増える」ということである。
大川隆法総裁は、『『幸福実現革命─自由の風の吹かせ方─』で次のように説かれました。
「日本の危ないところは何かと言うと、全部が一緒になって、一斉にウワーッと動くことです。こういうときが、本当は最も危ないんです。例えば、先ほど言った、「バブル崩壊」のときも、「バブルは絶対におかしいから潰せ!」と言って、みんなでワアワア大合唱をし、国民の総意で潰しました。それから、「ゆとり教育」のときも、「これはいい」と言って、みな、その方向にウワーッともっていきました。その次は、この前のCO2排出削減です。」
「CO2増は人間活動によるもの」「CO2増により温暖化する」といった因果関係そのものがかなり怪しいため、「グレタ教」に関わる科学的仮説をゼロから再検証する必要があります。
「二酸化炭素・性悪説」を捨てよ
大川隆法総裁は、温室効果ガス対策について、次のように言及している。
「CO2を削減しようとする政策は、基本的に間違っていると私は思っています。『炭素を出すものは、一律、悪だ』という、”炭素全体主義”のような考え方を出されると、発展途上国は苦しみますし、工業生産等にそうとう影響が出て、先進国もダメージを受けるはずなので、景気の悪化に追い打ちをかけることになります」(『救世の法』所収)
性急なCO2排出削減は、不況を促進するし、発展途上国の発展をも止めてしまう。CO2による地球温暖化説は、大企業や資本主義の発展を妨げようという左翼運動であり、姿を変えたマルキシズムである。
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