霊的真実から見た自殺してはいけない理由

なぜ自殺がいけないのか

 人は肉体が死んでも霊となって生き続け、自殺してもその心境が続くため、楽にはなれない。この世は魂を向上させる場所であり、苦難困難は魂を磨くために用意されているものなので、そこからの逃避は魂の進歩を遅らせることになる。

 自殺をしたら、原則として本来の寿命が尽きるまでの期間、地上をさまよう。その間、死んだことが分からず、霊でありながら自殺を繰り返す人もいる。さらに、同じような悩みを持った人に取り憑いて、自殺に引き込んでしまうことも少なくない。

 自殺は、亡くなった後も苦しみ続けるだけでなく、他人に取り憑くなどして不幸を拡大した場合は、その罪も加わって、長期間、地獄で反省しなければいけなくなる。

参考

正しい宗教教育で「子供の自殺」を防ぐ

 子供の自殺増加の根本的な原因として何よりも見逃せないのが、日本では正しい宗教教育が家庭でも学校でも十分なされてこなかったことです。社会全体に「死ねば何もかもなくなる」という唯物論的な風潮が強いこともあって、子供たちも「死んだら苦しみから逃れられる」と簡単に自殺していく。

 根本的に「子供の自殺」を減らしていくには、まず大人があの世の存在とこの世の真実を知り、「自殺してもあの世に旅立つことはできず、苦しみはかえって倍加する」「人生の苦難、困難は自らの魂を磨く砥石である」という正しい霊的人生観を持つこと。そして、そうした人生観を家庭や学校において実践していくことが大事です。自殺防止には、社会に、あの世とこの世を説き明かす宗教的真理が広がることこそ肝要である。

 

必要なのは自殺の根本原因を解決すること

 まず教えなければならないことは「人間の本質は、仏神から与えられた魂であり、だからこそ命は尊い」という事実w@3.

。その尊い命をいじめなどで傷つければ、たとえ生きている間は人に知られなくても、死後は地獄で反作用を受けることになる。また、自殺した人の魂の多くは、その苦しみの心が原因でストレートに天国に行くことができず、長く地上をさまよう。こうした霊的知識は、いじめる側を自制させ、いじめられた側に自殺を踏みとどまらせる力になる。

 政府は何より「宗教教育の欠如」「経済政策の誤り」といった自殺の根本原因を解決せねばならない。それでこそ、大綱が目指す「誰も自殺に追い込まれることのない社会」を実現することができるのです。

参考

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