「時間」の本質

 ここでは、時間の本質について説明します。

 多くの方は、時間とは考え方の概念の事だと思っております。しかし、物理学では、概念ではなく、時間は存在する事が分かっています。時間が存在するとは何のことでしょうか。そもそも「時間」とは考え方の概念ではなく、光の性質の一部です。これは、特殊相対性理論により既に判明している事実です。特殊相対性理論によると、宇宙空間に光の正体である光子が移動すると時間が発生します。光の速度で移動して、過去から未来へ物質が伝達されます。さらに、特殊相対性理論より、宇宙空間で一番早く移動できる速度も光の速度である事も判明しています。我々は過去・現在・未来のどこに暮らしているのでしょうか。最初に宇宙が誕生した最初の世界に暮らしていると仮定しますと、光速で時間が流れますから、未来が一瞬で創られる事はありません。つまり、宇宙が誕生した最初の世界に暮らしている人々は未来が存在しないのです。

 そうしますと、特殊相対性理論により、宇宙が誕生した最初の世界に暮らしている人々は未来が存在しない事が分かります。

 我々は既に過去の世界に暮らしているのです。これは、過去に一つのパラレルワールド(宇宙空間)に暮らしている確かな証拠になるのです。なお、過去の世界とは宇宙が誕生した最初の世界を基準とすると、我々には未来が存在しているので、過去の世界と表現する事になります。我々の現在の時間軸からすると、過去の世界、未来の世界の両方が存在している事も分かってきます。

「念い」と「時間」