花粉症

 幸福の科学では「花粉症になるのは、自然への感謝が足りないから」と言われています。

 この花粉症の発症について、医学でも本当の理由は分かっていません。もちろんメカニズムの一部は分かっています。花粉に対して体がアレルギー反応を起こすのです。ただ、「なぜ現代になってから、花粉症という病気が生まれたのか」「人間がアレルギー反応を起こすようになったのか」は謎のままなのです。スギやヒノキ自体は、昔から日本に多く存在しており、江戸時代から日光街道をはじめとして人通りの多い杉並木がありました。しかし、「飛脚が鼻水とくしゃみで困った」というような話も残っていません。

 発症の理由については様々な学説があります。「食生活が変わったから」「戦後に大規模な植樹が行われた」「街がアスファルトで舗装されたから」「ディーゼル車の排気ガスが関係している」。結論は出ていません。

 花粉症の出現には、スピリチュアルな原因があります。

 幸福の科学大川隆法総裁は、著書『心と体のほんとうの関係。』で次のように指摘しています。

(花粉症には)もちろん、原因の一つとして杉の花粉があるでしょうが、杉の花粉だけでは、絶対に、あのようにはなりません。霊的影響がかなり入っているのです。ゴルフ場などをつくったりして、いろいろなかたちで山の切り開きが進んでいるため、おそらく、そこにあった木など、植物たちの集合霊が、かなり影響しているのではないかと私は感じています

 人間と同じく、植物にも魂があり、死んだ後には霊としてさまようこともあります。花粉症は、一昔前の言葉で言うなら、自然破壊に対する「山の祟り」のようなものなのです。

 花粉症がある時期から急に増えたのも、人間の勝手な山林開発などによって生息圏を奪われた植物の集合霊がスギ花粉に作用しているためでもある。虫や植物の霊がウイルスや花粉に作用するなら、段違いに高度な精神作用を持つ人間の悪想念がウイルスの悪性化を促進しても、何ら不思議ではない。

 歴史上も、大規模な感染症の流行は、人々の悪想念を増大させる戦乱などの出来事と、不思議と時代や地域が重なっている。たとえば、古代ギリシャ。アテネの帝国主義がピークに達した紀元前430年、アテネの陸軍兵士の4分の1が疫病で死んだ。中世では、1347~50年の4年間でヨーロッパ全人口の3分の1が死んだと推計されるペストが流行った時、ヨーロッパは百年戦争の真っ最中だった。

 20世紀を例をとれば、死者2千万とも5千万ともいわれるスペインかぜが猩獗を極めたのは1918年、第一次大戦でアメリカがヨーロッパ西部戦線に参戦したのと同時だった。また、香港から広まって「香港かぜ」と呼ばれたインフルエンザで100万人以上が死んだ1968年、中国各省では文化大革命による殺人がまさに頂点に達していた。

 同様の例は枚挙に暇がない。これらの史実は、戦乱や悪政などによって人々の悪想念が一定量を超えたとき、ウイルスや細菌にその想念エネルギーが作用して感染症が猛威を振るうケースが多いことを物語っている。

 「花粉症」にも、霊的な影響があります。物理的な原因はもちろんスギなどの花粉ですが、花粉が飛散しただけで、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が爆発的に広がることを、不思議に感じる方もいるのではないでしょうか。

 風邪やインフルエンザ、花粉症などについて、物質的な観点でのみ対処法を考えがちですが、霊的影響という観点からも対策を考えなければ、本当の解決にはなりません。

 霊的な理由や原因を知ることが、第一歩です。「色心不二」という言葉が示す通り、心と身体はつながっています。

 食事や睡眠をしっかり取り、規則正しい生活を送って体調を整えたり、マスクを着用したりして、ウイルスや花粉などの物理的な原因が入ってこないようにするなど、この世的な努力も大切ですが、同時に、「憑依」されないような心境を維持することも、大事な予防法と言えるでしょう。

 

花粉症解消のカギは「自然への感謝」

 この花粉症に苦しむ人には、一つの特徴があると言います。それは、「現代文明にどっぷりつかりすぎて、大自然に対する感謝を忘れている」ということ。昔から、「病は気から」と言われていますが、花粉症にも当てはまるようです。

 花粉症で仕事や家事を妨害されて腹が立っている方も、いったん、然の有難さ」に思いをはせてみてはいかがでしょうか。

参考

ツライ花粉症の解決法 林業の復活とスギへの感謝がカギを握る

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