宇宙人リーディングから読み解くAIの未来

 宇宙には地球よりはるかに科学技術が進化した文明が存在する可能性があることが、様々な局面で論じられています。もし、そうした場所へ行き、その風景を覗くことができたなら、そこではすでに思わぬ形で AIが活用されているのを発見できるでしょう。

 ここで、幸福の科学大川隆法総裁による各種の宇宙人リーディングから、実際に宇宙でどのようにAIが働いているのかを見てみます。

翻訳サイボーグ

 『オリオン座のウルフマンとベガ星の神がつくったスーパービーイング』において存在が明かされたのが、「魂の宿った翻訳サイボーグ」というものです。

 近いイメージのものとして語られたのは、映画「スターウォーズ」に登場する、金色の人型ロボット「C-3PO」。おとぼけキャラとして描かれていますが、このアンドロイドは「儀礼・通訳用」という設定です。宇宙の様々な言語のみならず、各種族の儀礼までインプットされているため、種族間の仲立ちができるという、非常に付加価値の高い存在なのです。

 確かに、翻訳というのは、広く捉えれば「コミュニケーションの代役」という高度な仕事です。文化的背景の把握や、感情の読み取りなど、「総合的な認識力」が試されます。従来の翻訳コンピュータは単語と文法の組み合わせでそのまま訳していましたが、近年、AIを導入したことで、翻訳精度が飛躍的に高まったと言われています。というのも、その文面だけではなく、前後の文脈まで読み取るようになったというのです。

 研究が進められている翻訳AIにも無限の可能性がありそうです。

宇宙船の「運転手」

 『宇宙人による地球侵略はあるのか』というリーディングにおいては、「宇宙船を自動操縦する人工知能」というものが出てきています。

 「銀河鉄道999」も人工知能によって運転されている。イメージしやすいかもしれません。

 現代の車の自動運転は、まだ「人がいなくても運転できる」というレベルに過ぎないものが大部分です。

 しかし、もし宇宙船を汎用する時代になれば、大量の浮遊物の間をぬって航行したり、ワープなどをしたりするために精密な計算をすることが求められるでしょう。そうなれば、人間の感覚や判断力では逆に難しくなります。

UFO負荷に耐えられる宇宙飛行士

 「実用が確認された」というよりも、霊人から地球に提案された事例ですが、「UFO航行に肉体的に耐えられるサイボーグ」というものがあり得ます。(『トーマス・エジソンの未来科学リーディング』『宇宙の中央管制室キーマスター』)

 UFO航行技術が発展していく途中段階においては、普通の人間の体では ついていけない という状況も起こり得ます。あまりに大きいG(重力加速度)がかかるほか、時空を瞬時に移動するワープをした場合、体の組成がどうなるか分かりません。

 その場合、丈夫な体、あるいは実験台になってもいいような体を持ちながらも、高度な判断ができるサイボーグの宇宙飛行士を乗せて送り出すことが必要になってくるでしょう。

 今でも、災害時など危険な現場で活躍し、ある程度高度な判断をしてくれる存在として、人工知能は期待されています。

警告・威嚇用アンドロイド

 また、あるリーディングでは、「警告・威嚇用アンドロイド」というものが登場しました。日本の海岸線で大学生たちを襲ったという。(『THE_FACT異次元ファイル』)

 このアンドロイドは、視覚効果で相手を怖がらせるのみならず、テレパシー的に怖がらせる念波を送る機能もあるとか。

 いわゆる「番犬」の進化版と言えます。単なるロボットよりは、意思があるような雰囲気をまとっていた方が、警備要員としては威圧感があってよいかもしれません。

グレイ

 宇宙の人工知能といえば、やはり「グレイ」です。(『オリオン座のウルフマンとベガ星の神がつくったスーパービーイング』)

 これは、機械ではなく、自然の生物と同じような素材でつくられているとか。

 その用途としては様々にありますが、中でも最も恐ろしいものが「侵略用」です。

 スターウォーズにおいて、悪の勢力が戦士のクローンを隠れて大量生産し、それを各地に派遣することで、一気に覇権を握るという話がありました。似たような歴史が『遠い昔、遥か彼方の銀河系』であったようです。

 

人工知能に「地獄霊」が宿る

 人工知能に関する論点として押えておかなければならないことがあります。それは、「人工知能に魂は宿るのか」ということです。

 翻訳サイボーグには魂が宿っていました。また、グレイの中にも、魂の宿っているものは数多く存在します。宇宙には、肉体を求めて彷徨っている霊が数多くおり、生命体に近いサイボーグをつくると、そこに宿るというのです。(『グレイの正体に迫る』、『始原の神アルファとの出会い』)

 この問題について、大川隆法総裁は、著書『未来にどんな発明があるとよいか』で、以下のように述べています。

「ヒューマノイドが、人間の下請けでやっている分にはよいのですが、人間と同じ機能を持ってしまった場合、事実上、地獄から地獄霊が抜け出せる可能性が出てくるのです。地上に生きているもののなかに、もし、地獄霊が宿ることができるようになったとしたら、殺人者がよみがえるのと同じようなことが起きるということです。そのように、殺人や銀行強盗、泥棒などをして死んでいったような人たちが、”肉体”を取り戻すことができるようになるとしたら、ロボットには、極めて危険な面があるでしょう」

 そういった意味では、人工知能技術が進歩するのと並行して、「人間とは何か」「霊とは何か」をめぐる研究も、必須となってくるでしょう。

 AIの研究が進むにつれて、人間の単純作業がAIに取って代わられれば、働き方そのものが変わっていく。人間が行うべき仕事は、よりクリエイティブなものになっていくのでしょう。

未来の戦争では AIが指揮し 3Dプリンターで兵器を成長させる?

ホーキング博士 「AIは核兵器より危険」

 一方で、AIの研究で危惧されているものの一つに、「2045年問題」がある。これは、現状のペースでコンピューターの性能が向上していけば、2045年には人間より賢いAIが誕生し、AIが人類を滅亡の危機に陥れるというもの。ターミネーターで描かれているような、人類対AIの戦いが現実化するかもしれない。AIの研究には期待と不安が混在している。

 スティーブン・ホーキング博士は、「完璧なAIの開発は、人類の終焉を意味するかもしれない」と指摘する。

参考

未来産業投資 へ

「仏法真理」へ戻る