悪魔とはどんな存在か

 宗教には、表現は違えど「悪魔」と呼ばれる存在が登場する。

 キリスト教では、ルシフェルやベルゼベフと呼ばれる霊的存在が「おまえが神の子なら、この石を変じてパンにしてみよ」などと、イエスを折々にそそのかし、惑わしているエピソードが知られている。

 また、仏教においては、釈尊が悟りを開く前に、悪魔が邪魔をしてきたことが、仏典などに記されている。

 イスラム教でも「ジン」という砂漠地方の悪魔が出てくる。

 悪霊、悪魔は神仏のアンチテーゼとなる存在だが、そもそも彼らはなぜ存在しているのか。特にキリスト教では、「神がこの世界を創られたならば、なぜこうした神仏に歯向かう存在を創られたのか」といった問いが繰り返されてきた。

 大川総裁は「人間として生きたときにかなりの悪業を積み重ね、死んで地獄に行って、千年、二千年と出てきてないようなタイプの人は、普通の悪霊とは言えず、悪魔と化している」と指摘し、彼らと戦うカギとして、「日々の精進から出てくる法力を身につける」「信仰心を高め、同じ信仰を持つ仲間で戦う」といった点を挙げた。