在庫計画

 完全な受注生産や予約セールスなどの場合を除き、仕入れた商品は在庫となる。

 適正な在庫は販売チャンスを的確につかむことにつながり、販売活動にある程度の在庫は不可欠な要素となりますが、その反面、保管コストや資金的な負担、また、陳腐化や物理的な損傷などによる商品価値の低下をもたらす恐れもあり、慎重な計画が必要です。
 在庫計画策定においては、一般的に「売上高の何ヵ月分」などといった表現をしますが、ITインフラを活用して効率化させれば、在庫を少なくすることができ、その分在庫リスクを低減することが可能となるでしょう。

 販売時点情報システム(POS)等の導入は、売れ筋商品情報を素早くつかむことができ、そのため、売れるものを確実・迅速に仕入れ、かつ、生産活動にも連動させることができ、生産ロスを少なくすることができるでしょう。

 在庫計画策定のステップとしては、まずは自社にとっての適正在庫の基準を考えることが必要です。

 適正在庫とは、いつでも出荷できる必要最低限の在庫のことです。

 日次の適正在庫は次の式で求めることができます。

日次の適正在庫数量

 =1日の平均販売数量+リードタイム(商品の発注から納品までに費やされる時間)日数 ×1日の平均販売数量

 通常、仕入は、販売(現金化)に先行して行われるため、過剰、余剰在庫の存在は、会社の資金が固定化された状態になります。

 したがって、最低限必要な適正在庫(恒常在庫)は、借入金ではなく、安全資金である自己資金で確保することが望ましいとされています。

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