年金受給者 65歳前後の介護負担額の比較 ○○市の例

(1) 年金収入 200万円 国民健康保険に加入 の場合
  64歳  年金所得 1,125,000円
  国民健康保険 介護負担分
   所得割額   (1,125,000円 - 330,000円) × 0.0285 = 22,657円  
    均等割額   1人 × 9,800円 = 9,800円
   平均割額   7,000円
   合計     39,457円 → 39,400円
   1月あたり  39,400円 ÷ 12 = 3,283円
    ↓
  65歳  年金所得 800,000円
   介護負担額 
  ・第5段階として  66,800 × 1.25 = 83,500円
   1月あたり   83,500円 ÷ 12 = 6,958円

(2) 年金収入 200万円  事業所得 1,080,000円  国民健康保険に加入 の場合
  64歳 年金所得 1,125,000円  事業所得 1,080,000円   合計所得 2,205,000円
  国民健康保険の介護負担分
   所得割額  (2,205,000円 - 330,000円) × 0.0285 = 53,437円  
   均等割額  1人 × 9,800円 = 9,800円
   平均割額  7,000円
   合計    70,237円 → 70,200円
  1月あたり  70,200円 ÷ 12 = 5,850円
     ↓
  65歳 年金所得 800,000円  事業所得 1,080,000円  合計所得 1,880,000円
   介護負担額 
  ・第5段階として  66,800 × 1.25 = 83,500円
   1月あたり   83,500円 ÷ 12 = 6,958円

(3) 年金収入 200万円   給与収入 180万円(報酬月額150,000円)の場合 
  (複雑を避けるため、在職による停止や65歳の年金額改定を考慮しないものとする。)
  64歳  年金所得 1,125,000円
    健康保険の介護負担分
     (12等級 150,000円) 8,722円 - 7,560円 = 1,162円 (1月あたり)
    ↓
  65歳  年金所得 800,000円   給与所得 1,080,000円   合計所得 1,880,000円
  介護負担額  
  ・第5段階として  66,800 × 1.25 = 83,500円
   1月あたり     83,500円 ÷ 12 = 6,958円

(参考)介護保険料(65歳以上) ○○市の例

段階

対象者

計算方法

年間保険料額

第1段階

老齢福祉年金受給者で世帯全員が市民税非課税の方

生活保護の受給者

世帯全員が市民税非課税で前年の合計所得金額と課税年金収入額の合計額が80万円以下の方

基準額×0.45

31,000円

第2段階

世帯全員が市民税非課税で、前年の合計所得金額と課税年金収入額の合計額が80万円超120万円以下の方

基準額×0.75

51,700円

第3段階

世帯全員が市民税非課税で、前年の合計所得金額と課税年金収入額の合計額が120万円超の方

基準額×0.75

51,700円

第4段階

世帯に市民税が課税されているが、本人は市民税非課税の人

前年の合計所得金額と課税年金収入額の合計額が80万円以下の方

基準額×0.9

62,000円

第5段階

前年の合計所得金額と課税年金収入額の合計額が80万円超の方

基準額×1.0

68,900円

第6段階

本人が市民税課税で、前年の合計所得金額が120万円未満の方

基準額×1.2

82,600円

第7段階

本人が市民税課税で、前年の合計所得金額が120万円以上190万円未満の方

基準額×1.3

89,500円

第8段階

本人が市民税課税で、前年の合計所得金額が190万円以上290万円未満の方

基準額×1.5

103,300円

第9段階

本人が市民税課税者で、前年の合計所得金額が290万円以上の方

基準額×1.7

117,100円