病気にならない方法

 一般的には、病気にならないためには、睡眠をとる、適度な運動、適切な栄養、 ストレスをためない事、笑顔で生活するなどが対策になると思います。

 ひとことで言えば「感謝」の生活です。もちろん笑顔も大事ですから、笑顔と感謝の生活です。

 一番病気になりやすいのが、「憎しみ」と「怒り」の攻撃性のある感情です。 この気持ちを長く持ち続けると、おそらくガンなどの病気になると思います。攻撃性があると生活習慣も乱れるでしょうから、がん になる以前に生活習慣病になる可能性も高い。なぜ感謝が良いかといえば、相手を憎んだり怒ったり責めたりする気持ちが出ないからです。神様に愛されるような感情で生活すれば、心は調和されますし、心が調和されれば体の調子も良くなります。

 もう少し広げると、「笑顔」と「感謝」と「愛と許し」だと思います。 愛と許しはセットです。誰でも人を愛せれば幸せなのは知っています。できないのは許せないからです。自分を攻撃してくる人を許せといっても難しい。そこで、憎しみと怒りが生まれます。人間関係の調整が健康と成功をもたらすと言えます。 また、「悲しみ」「苦しみ」もいけません。憎しみや怒りで他人を攻撃する人が病気になりやすいのは理解できると思います。ところが、非常に善人で優しい方も病気になりやすい事があるのです。それが「自己処罰型」の考え方です。 簡単にいえば罪悪感とも言えるでしょう。攻撃型の人なら何とも思わないちょっとした悪い事、 たとえば「あの時彼女を傷つけてしまったのでは・・・」と悩むわけです。とても優しい人だと思いますが、このような自己処罰の苦しみも病気の原因になります。 攻撃型の人は平和な心が大事です。自己処罰型の人は自分を許す気持ちが大事です。人間は完璧な人生を送れるわけではないので、悪い事もしたかもしれないが、良い事を増やしていこう。そのように思って、80点主義で生きていくことが大事です。いままでひどい事をしていたと思うなら、これからお返しの人生を生きようと思えばよいのです。

 ただ、注意点としては、言葉だけでは不十分です。許していないのに、表面的な言葉では和解しているふりをする。これだと、心の悪想念は増えるばかりです。本当に心から許せるためには相手を理解する事が必要です。

 反省や瞑想という方法を、人間関係の調和の方向で使うようにしましょう。 心の調和が病気を防ぎます。なにより自分が幸せに生きられます。 自分のためにも、自分を許し、相手も許していきましょう。