どもり

 どもりには霊的な原因のある場合が多いので、その場合は心の曇りを取り除いて光を強めていくことで憑依霊が取れて改善される。

 それ以外の場合も、訓練でかなり克服できる。どもる人は気が小さく臆病な傾向性があり、自分自身へのマイナスイメージがあるので、この思いとの闘いになる。そのために、第一に、語るべき部分、話す材料をつくること。第二に、思い切って話をせざるをえない立場に自分を追い込んでいくこと。人前に出る場を積極的につくって、場数を踏むこと。

 やる気さえあれば道は必ず開ける。

 幸福の科学大川隆法総裁は、『心と体のほんとうの関係。』で以下のように説かれておられます。

「吃(ども)りには霊的な原因のある場合が多く、全体の七、八割ぐらいがそうですね。吃りの人が亡くなって、その霊が他の人に憑依すると、憑依された人も吃りになるのです。この場合の対策は、憑依霊を取るための一般的な方法と同じです。心の曇りを取り除いて光を強めていくことが大事なのです。次に、霊的な原因以外で吃(ども)っている人の治し方についてですが、吃りは訓練でかなり克服できます。吃る人には、たいていの場合、小心、「気が小さく、臆病である」という傾向性があります。そのため、人前に出ると過剰に反応するのです。こういう人は、結局、劣等感の塊なのです。間違いありません。自分自身に対して、かなりマイナスイメージを持っています。そして、「とにかく恥ずかしい。姿を見られても声を聞かれても恥ずかしいので、自分を人前にさらしたくない。隠しておきたい」という気持ちがあるのです。この思いとの闘いになります。「これに勝てるか、勝てないか」ということです。また、人前で話すことが下手な人には、〝話す材料〟がないことも多いのですね。そのため、「語るほどの自分ではない」と考えて、消え込んでしまうわけです。したがって、対策の一つは、語るべき部分、語って恥ずかしくない部分をつくることです。それができると、逆に、人に話をしたくなるのです。もう一つの対策は、思い切って、自分がいちばん苦手な分野に挑戦することです。「恐怖心というものは、遂げても逃げても追いかけてくる」と言われています。何かを怖がれば怖がるほど、それが追いかけてくるのです。ですから、吃りを克服したければ、話をせざるをえない立場に自分を追い込んでいくことですね。これは極めて大事なことです。繊細な人であっても、場数を踏むことによって度胸が座ってきて、心の揺れが極めて少なくなってきます。場数を踏むと、だんだん、厚かましくなり、人前で話すことが平気になって、人がどう思おうと関係なくなってくるのです。そうなると、しめたものです。他の人の目を意識するから、あがったり吃ったりするのですから、厚かましくなるのがいちばんです。これには場数を踏むのが最もよいのです。そのためには、人前に出る場を積極的につくることです。人前で話す世界に心を向けることが大事なのです。やる気さえあれば道は必ず開けます。」

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