アスペルガー症候群の子供を育てる考え方

 一般的な回答では、アスペルガー症候群の方は症状を理解してあげないといけないとか、アスペルガー症候群の方とは距離を取って生活するのがよいと言われる事もあるでしょう。

 知能は正常なのに、人間関係が上手くゆかない方はどうすればよいのでしょうか?

 アスペルガー症候群の方は、はっきりいうと「天才肌」の方なのです。これは病気ではありません。魂の傾向性なので脳の機能障害ではありません。 医者は病名をつけないと無能と思われますから、わからない時はもっともらしい病名を作って正常な人を病人にします。知能は正常で人とかかわりたくない。これはとても精神性の高い事で研究者向きなのです。研究者は他の方と話をしながら仕事ができません。ものすごい集中力を持っているために他の事が頭に入らないのです。極端な例ですが、発明王のエジソンだって小学校中退です。先生から知能が遅れていると言われて退学になったのです。また、天才物理学者のアインシュタイン博士も、変人としか思えない人間だと思います。こういう天才的な方は、普通の人と会話がかみ合いません。もともと、男女は思考回路も違うので、研究者で天才肌の方が母親や奥さんと話ができないのは当然です。これは、理科系だけではなく文系も同じです。夏目漱石も、子供のころはずっと土蔵のなかでひとり遊びをしていました。つまり、高度に頭脳をつかう仕事をする方は、他の方と話をすると思考が妨げられるので会話を嫌がります。 エジソンのように歴史に名を残す方は少数ですが、研究の仕事やちみつな作業をする方など、集中力が求められます。研究が得意な方が女性と話が出来ると考えない方がいいです。女性と話が出来るようになると、肝心の仕事が出来なくなると思われます。逆に言えば、普通の女性は研究に向かない。研究室に何日も閉じこもって誰にも会わずに何かに没頭できますか? できません。これは個性なので、病気ではありません。アスペルガー症候群の方がいなければ、世の中は進歩しないし維持することも出来ないのです。現代は女性の社会進出が進みましたので、女性的な交流が出来ない方は病気と言われるようになったのです。

 しかし、このような性質をもつ方は昔からいました。ある意味、お寺の修行僧や修道院に入る方も同じです。彼ら、彼女らも、何もしゃべらずに1日を過ごします。宗教では沈黙している事に価値があり、自分の心を見つめているのです。修道院でおしゃべりをしていたら、それも頭がおかしいと言われて追放されるでしょう。ですから現代人で活躍している女性は修道院や研究室に入れません。高度な知識や深い知恵を得るためには、沈黙している事が非常に重要な性質なのでまさにアスペルガー症候群なのです。おしゃべりしながら難しい本は読めません。しかし、アスペルガー症候群の方はそういう事が得意なのです。 他の人と同じような子供は普通の会社員になるでしょう。しかし、変わった子供は天才的な才能を持っている事が多いのです。実際のところ、天才的な方はサラリーマンにはなれません。会社員になったら使い物にならずにクビになるでしょう。これは現代の教育システムの欠陥です。現代の教育は「エリートサラリーマン養成所」なのです。現代の教育を受ければ天才児は知能が遅れて見えるでしょう。しかし、適切な教育を受ける事ができると世界的な発明をするような方なのです。アスペルガー症候群の子供に「あなたは病気なの」と言ったらそう思うでしょう。エジソンも小学校をクビになり、駄目人間の烙印を押されましたが、母親が「この子は普通と違うけど頭が良い」と思って自分で教育したのです。アスペルガー症候群の方は病気ではなく、「集中力が異常に高い」という性質をもっている天才肌の方です。だから、そのように考えてあげればよいと思います。普通の子供に教育しようとするから苦しみが生まれるのです。

 幸福の科学大川隆法総裁は、『じょうずな個性の伸ばし方』で以下のように説かれました。

「医学をあまり信用してはいけません。とにかく分類しているだけなのです。自閉症も、その定義を読めば、内容が矛盾していて、めちゃくちゃです。いろいろな特徴をいくつも取り入れており、ほとんど“うそ”です。ADHDも実は活発なだけです。勉強が嫌いで、教室でじっとしていられない子は、昔からいくらでもいます。それは当たり前のことであり、寺子屋で、じっと教えを聴いている子は、いないほうが普通です。管理するのが楽ではない子を、「問題がある」と言っているのです。医者は、いろいろと分類していますが、人間には多様な個性があるのですから、そういうものをあまり気にしないほうがよいのです。「仏の子だ」と思って見てあげてください。人間の魂には、それぞれ、いろいろな傾向があるため、変わったことをする子も数多くいるのです。ただ、現代では、低年齢であっても悪霊現象が起きるので、家庭に問題があったりして動物霊などが憑いている子には、奇行が多くなります。そのため、子どもの奇行に関しては、それが魂の傾向なのか、霊障なのか、よく見きわめなくてはなりません。動物霊に憑かれると、少し変わった行動をするようになるので、奇行が多い子に関しては、いちおう動物霊の憑依を疑ってみてください。家のなかを荒らしたり、悪さをしたり、急に家を飛び出していったりします。抑えが利かないようなことが数多く起きる可能性もあります。自閉症と言われるもののなかには、どう見ても、悪霊の憑依によるものが一部入っていると思われますが、それが医者にはわかりません。悪霊が何体も憑いて多重人格のようになっている場合でも、「脳がおかしくなったか何かだろう」「神経がおかしい」などと言っているような状態です。このへんに関して、医学は、まだ、ほとんど迷信の領域にあります。宗教のほうがずっと進んでいるので、医者の言うことは、ほどほどに聴いてください。彼らも生計を立てなくてはいけないのですが、何らかのレッテルを貼り、鎮静剤などの薬を出していれば食べていけるのです。しかし、これでは、古い時代の宗教とほとんど変わらないレベルです。現実に障害がある場合もありますが、その場合でも、何か魂の学習の目的があって、そうなっていることもあるのです。障害のない人を見て、「うらやましい」と思うかもしれませんが、だれもが、それぞれの課題に取り組みながら生きているので、それぞれの環境のなかで努力することが大事なのです。なお、アスペルガー症候群は、アインシュタインなども、そう分類されているので、ある方面への天才性が、他の機能を封じ込めている場合もあります。また、完全主義的で正義感が強すぎる人もあって、人間関係のトラブルが絶えません。「光の天使の可能性もある」と思ってください。LDは、不得意科目の言いわけによく使われます。「好きこそものの上手なれ」です。コツコツと努力しましょう」

病気・障害のページに戻る