霊子線

 幸福の科学大川隆法総裁は、『霊界散歩』(幸福の科学出版)で以下のように説かれておられます。

「人間の生と死を分かつものは、いったい何でしょうか。肉体のなかには、肉体とほぼ同じ形をした、魂というものが入っています。魂は、ぴったりと肉体に入ったままかというと、そうでもなく、夜の睡眠時には、ときどき肉体から離れています。夢のなかでは、ときどき、この世の出来事ではなく、空を飛ぶ夢、怖いものに追いかけられる夢など、この世とは違った異質な世界の出来事を天然色で見ることがあります。そういう場合、魂は、たいてい霊界に行っているのです。それでは、すでに死んだ人と、生きていて魂が抜け出した人との違いは何でしょうか。それは、生きている人の場合は魂と肉体のあいだに「霊子線」というものがあることです。  霊子線は、昔の言葉では「魂の緒(たまのお)」といい、英語では「シルバー・コード」(銀線)といいます。それは、実際に銀色に見えますが、光り方によっては少しオレンジ色がかった銀色に見えることもあります。そういう線が魂と肉体を頭の部分でつないでいるのです。これを見た人が古今東西にいて、相互の関連なく、そういうことを報告しています。普通は、寝ているときに魂がスッと抜けるのです。肉体の近くに霊体があるときには、魂の緒は、みなさんが想像するよりも、わりあい太めです。直径が四、五センチほどの、やや太めのロープぐらいであることが多いのです。なかを見ると、太めの毛糸を四、五本、あるいは五、六本ぐらい縒(よ)ったようなかたちになっています。魂が肉体の近くにあるときは、ちょうど、そのくらいの太さです。魂は、肉体を離れて遠くまで行き、霊界で活動したり、地球の成層圏を超えて外へ出たりすることもできますが、そのときに、魂の緒は、ずうっと伸びていって、魂が遠くまで行くと、ちょうどクモの糸のように細くなります。不思議ですが、切れそうで切れずに、遠い所までスーッと伸びていき、どこまででも続いていくのです。」