パイトロン

 幸福の科学大川隆法総裁は、『『太陽の法』で以下のよう説いておられます。

「地球霊団は、このようにして、一億三千万年ほど前には、エル・カンターレ系が四百億人以上、他惑星系が三十数億人ほどにもふくらんでおりました。しかし、このころ、他惑星人霊を大量に増やすべきだとの提案が、エンリルを中心として出されたのです。エンリルの考えによると、地球に移住して来た比較的高度に発達した人霊を本体として、五人の分身をつくり、各人に、交代で地上生活をさせたほうが、魂学習上効率がよいということでした。そこで、パイトロンという巨大な装置がつくられ、このパイトロンで高次元の光を増幅させ、本体に照射することによって、五人の分身を誕生させました。しかし、パイトロンによる人霊創造は、数億人で打ち止めとなりました。というのは、パイトロンによって創造された分身のなかには、霊格の低い者が多く、地上生活を経験しているうちに、自分が本来霊であることを忘れ、物質や肉体煩悩にとらわれて堕落し、ほかの正常な霊たちに害悪をおよぼす者が増えてきたことです。こうした人霊が、死後、低級霊界に磁場をつくりはじめ、四次元幽界に、暗い想念をもった人々がグループをつくりはじめました。すなわち、これが、地獄界のはじまりです。エンリルの失策は、最初の移住時の不調和事態に続き、再び、エル・カンターレの厳しい教導を受けることとなりました。しかも、一億二千万年前に、ルシファーが天上界の高級霊たちに反乱を起こして、一大地獄界をつくりあげたとき、彼らの想念エネルギーのくもりで、地獄界には二度と仏の光が射さなくなり、寒い暗黒の世界となりました。さらに、こまった問題は、四次元幽界の一部にこのような暗黒世界ができたために、三次元地上界にも、仏の光が射さないところが出てきはじめたことです。たとえ人物がまぶしく輝いていても、空に雪がかかれば、地上に影ができ、くもってしまいます。これと同じように、一億二千万年前よりこの方、三次元の地上界に、ありとあらゆる害悪と混乱が起きはじめたのです。それ以来、一億年以上の期間、この三次元現象界を中心として、地上を浄化しようとする高次元の諸如来、諸菩薩たちの努力と、なんとか三次元に自分たちのすみかを拡張して、地獄の苦しさからのがれようとする、ルシファーを筆頭とする地獄の悪魔や悪霊たちとの抗争がつづいているのです。このため、エル・カンターレは、何度もその分身を下生させ、悟りの力によって光の指導霊を養成する強力な指導体制をつくりあげていったのです。私のこの『太陽の法』は、三次元地上世界に、本来の仏の光を輝かすために、いま一度、仏法真理の太陽の光を、その輝きを取り戻すために書かれているのです。みなさん、こうした地球霊団の歴史を十分に理解されたうえで、これから、私が説いていく法が、いかに切実な思いから発しているかをご推測ください。『太陽の法』とは、本来の光の世界、仏国土を取り戻すための、救世の法なのです。」

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