菩提心

 自分の心の内に、深く強く道を求める気持ち、たとえ厳しくとも、何か崇高なるもののために、力強く生きたいという願い。それが菩提心。

 深いところで道を求める、ただならぬ心がある人は、必ずや過去世で、仏弟子だったことがある。

 幸福の科学大川隆法総裁は、『永遠の仏陀』で以下のように説かれました。

「諸々の比丘、比丘尼たちよ。 ふたたび、あなたがたに、大切な話をすることとしよう。

あなたがたの多くは、地上に数十年の人生を生きてきて、かつてみずからが続けてきた、魂の修行を忘れているに違いない。しかし、私は言っておく。あなたがたは、過去、幾転生のなかを、仏弟子として生きてきたのだ。永い永い転生の過程を、わが弟子として生きてきたのだ。

自分の心の内に、よくよく問うてみるがよい。 さすれば、深く、強く、求めるものがあるであろう。 道を求める気持ちがあるであろう。 何か崇高なるもののために、たとえ、その道、厳しくとも、力強く生きたいという願いがあるであろう。 その強い願いこそ、菩提心というべきものであるのだ。

かつてわが弟子であった証明は、あなたがたの心に菩提心があることだ。

みずからの内を振り返りみて、あるいは、強い菩提心があり、あるいは、かすかなりといえども、深い深いところで求めている、ただならぬ心があるならば、その人は必ずや、かつて仏弟子であったと言って間違いはない。」

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