魂の構造

 天之御中主神(『新・運命の開拓』『新・心の探求』)によると、人間の多層構造は、「肉体」→「幽体」→「霊体」→「光子体」→「光神体」→「神体」→「エネルギーのみ」→「心」という風になっているそうです。  

 「肉体」→3次元、物質界、地上界  

 「幽体」→4次元、幽界、精霊界  

 「霊体」→5次元、善人界、天国  

 「光子体」→6次元、光明界、神界

 「光神体」→7次元、菩薩界

 「神体」→8次元、如来界  

 「エネルギー」→9次元、救世主の世界、宇宙界

 地球に10体(釈迦、キリスト、モーゼ、孔子、ゼウス、ニュートン、他)

心の底の部分は宇宙意識につながっている。  これは、「心」が「エネルギー」をまとい、「エネルギー」が「神体」を着ぐるみ、「神体」が「光神体」を着ぐるみ、「光神体」が「光子体」を着ぐるみ、「光子体」が「霊体」を着ぐるみ、「霊体」が「幽体」を着て、「幽体」が「肉体」を着ているという訳です。人間は死ぬと肉体を脱ぎ捨てて「幽体」になり、天国へ上がる時に「幽体」を脱ぎ捨てて「霊体」になり、初歩の神様になる時「霊体」を脱ぎ捨てて「光子体」になるようです。  

 天之御中主神によると、次元を降るにつれて個性がはっきり現れるそうです。これはどういう事かというと、元々「全知全能」「森羅万象」である神の要素から、一部分を抜きだして個体かする作業が、次元の階層であり、個性化であるという事です。「個性化する」ということは「能力や要素を限定する」という事です。例えば、「政治」「芸術」「宗教」「科学」「哲学」と神様は当然全て要素を持っていますが、我々は大抵どれか一つを得意分野として持っており、それを「個性」と呼んでいる訳です。

 そもそも、この3次元の物質界である宇宙を作った理由が、元々一体であった霊エネルギーの個別化や個体化、個性化であったと考える事もできます。つまり、この3次元を作り、肉体という垣根を作って、始めて「他人」というものが生まれたのだろうと思います。

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